★★中古マンションの取引減少は何を意味するのか?★★
首都圏中古マンション成約件数、8ヵ月連続減。単価は上昇継続/東日本レインズ (公財)東日本不動産流通機構は10日、東日本レインズにおける、2014年11月度の首都圏不動産流通市場の動向を発表した。 同月の首都圏中古マンション成約件数は2,830件(前年同月比9.3%減)と、減少率はやや縮小したものの、8ヵ月連続の減少。都県別では、東京都1,431件(同7.1%減)、埼玉県340件(同11.7%減)、千葉県353件(同8.8%減)、神奈川県706件(同12.6%減)と、いずれも減少した。東京都は8ヵ月連続の減少。埼玉県や神奈川県は2ヵ月連続で2ケタ減。 1平方メートル当たりの平均成約単価は44万1,500円(同7.1%増)と、23ヵ月連続で上昇。平均成約価格は2,808万円(同5.6%増)となった。新規登録件数は1万3,766件(同1.7%増)と、3ヵ月ぶりに増加。在庫件数は3万4,283件(同5.3%減)と、22ヵ月連続で減少した。 また、中古戸建ての成約件数は956件(同0.1%減)と、10ヵ月連続の減少ながらほぼ横ばい。平均成約価格は2,958万円(同3.8%増)と、2ヵ月ぶりの上昇となった。(公財)東日本不動産流通機構東日本不動産流通機構は、関東圏から北海道までのほとんどの不動産業者がお世話になっている機関で、西日本と合わせれば日本最大の不動産物件情報がある。お客様から不動産の売却を依頼された場合、必ず登録しなければならないと決められている機構なのでそのデーターはもっとも信頼性が高い物だ。そのデ-タ-に示された中古マンションの成約率の下落は何を意味しているのか?景気の減速により売買が減った。物件の価格が値上がりし、買い手がついていけなくなった。いずれにしても不動産売買の先行きに赤信号が点灯したことは間違いはない。今後の動きが注目されます。 ★ブログ記事が参考になったり、面白かったらバナ-をクリックしてね★