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2006.01.02
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カテゴリ:茶の本
『茶の本」Lesson 12 のタイトルです。

茶室は『空なる住みか』という言葉は道教の空の概念(空なればこそ全てを含抱しうる。)のみならず室内の装飾をも常に変えていく必要も示唆している。

茶室は完璧に空である。ただあるのはその時必要な美的雰囲気を満たす調度品のみである。その時にふさわしい特別な芸術品がもちこまれ、その主題の美を増長するべくその他のものは選ばれ調度される。

例えれば、人は同時に2つの音楽を鑑賞し得ない如く、真に美を理解することは
一つの作品が表現する事に集中する事により可能だからである。

<ここで岡倉は巧妙に茶室とリビングルームとの比較をする。>

日本の茶室を飾り付ける方法は西洋とは異なります。西洋では室内装飾は度々感じるのですが美術館のようです。日本人は飾りのシンプルさを尊びまたよく飾りを変えることに慣れているからです。

<以下岡倉は西洋の客間は何でもかんでも美術品、絵画、その富を誇るが如く
詰め込んでいると批判しています。>

振り返ってみると田舎の床の間付き座敷や座敷は、来客を応対しまた時に饗宴する場所で西洋のリヴィングルームとは趣が変る。今の時期はお飾りが掛けてある。
日本建築の座敷は実用面から見ると一番スペースをとりながら使用頻度が少ないと思う。年中殆んど空いています。

100年前の話しで、日本の客間(←茶室←禅宗)とアメリカのリヴィングルームとの比較ですが、日本文化を見直すきっかけにもなりそうです。









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最終更新日  2006.01.02 17:52:21
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