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2006.01.14
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カテゴリ:茶の本
岡倉天心『茶の本』のLesson14のタイトルです。

今日は雨にもかかわらずテープの返却で学習センターへ出かけました。
天候のせいか学生は試験1週間前ですが少なめでした。

茶室では常に重複をさけることになっていますが、例えば以下のようです。
・生け花があるときは掛け軸には花の絵はさける。
・釜が丸い時は水差しは角張ったものを使う。
・黒い上塗りの茶碗を使う時は茶筒の色は黒塗りは避ける。
・香炉は床の間の真ん中に置かない。空間が均等に分割されるから。
・床柱の木は他の柱とは違う材質にする。(確かに云われてみるとそうですね。)
    たいへん細かいきまりがあるようです。

後半は例により岡倉の西洋批判が述べられます。、、略、、、

しかし講師も指摘していましたが
日本の美の一部である禅の色濃い茶室、茶道を東洋の美の極致の如く礼賛して一方アメリカをもって西洋と一括しているのはいかがと思うが。

岡倉はカリスマ的な魅力がありその当時のボストンの人にとり全くユニークな茶道の審美論は新鮮だったので東洋趣味が耳目を集めやがて他の国にも日本の美として波及したのではなかろうか。当時翻訳でもなく博学の日本人がアメリカ語で日本の美を紹介したのだからインパクト十分だった。

もちろん茶道や茶室がそれ自体品格のあるものであるからですが。





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最終更新日  2006.01.14 21:19:31
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