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2015.12.03
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カテゴリ:フランス語
12月19日、20日の面接授業の教材である。フランス語のプリントも後1枚を予習すればOK.

実は2010年に一度通読しているが、今回もなんら感動的なこともなかった。

          波長が合わない感じである。

なぜこの小説が世界指折りの評価を得ているのか感性の乏しいbar3bar3にはわからない。

フローベールと比べるとやや大衆的なモーパサンのほうが馴染みやすい。事実『女の一生』では目頭が熱くなる感動的な箇所もあった。

この小説で考えると、bar3bar3 は凡庸なシャルル的であり、我が妻がエマ的でなくて幸運だった。精神的な不満はかなりあったであろう。

小説の空間で言えば現実を打破して自分の理想を実現しようと不倫をものともせずロマンスを追求する女性は、読者に訴えるかもしれない。(実行できる人はフランス人でも多くはないのでは。)現実では我慢の自分の思いを文学で昇華しているのかもしれない。

but,ちゃんばら(時代)劇やプロレスを見て自分の欲望を消化する人間でありたい。人殺は決してやってはいけないし、現代では暴力も、ハラスメントも決して許されない。





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最終更新日  2015.12.04 00:45:19
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