うるとびーずの ♪MY LIFE AS AN OKKAKE♪

2004/10/20(水)19:10

雨の日の映画は……「リトル・ロマンス」で決まり♪

映画(59)

朝からずっと雨が降ってる。 台風の影響だね。 ある方の予言(?)だと、今回の台風もあわせて3回、 日本を直撃する台風がまだ来るらしい。 そのうちの2回は長野県も直撃なのだそうです。 うーーーん、台風、多すぎる。 雨の日はどうも気分が沈んでしまう。 太陽光発電システムの私としては元気の素がないわけで、 かといって昼間から緊急ワインシステムに切り替えることも なんとなく躊躇われるわけで。(笑) 仕方ない。 今日も何か映画を観るとしましょうか。 せっかくだから楽しい映画。 心がほわんとするような映画。 よーし、ということで、 今からビデオの在庫チェックに行ってきます♪ ---------- 観ました、心がほわんとする映画! 今降ってる雨と同じくらい涙をポロポロ流しながら! 今日の1本はこれ、 1979年アメリカ映画、「リトル・ロマンス」です。 パリに住むダニエルは13歳、 父親と2人暮らしの映画が大好きな、実は天才少年。 ベルサイユ宮殿への遠足の時、 彼はアメリカ人の美少女ローレンと出会う。 映画通のダニエルの第一声は、「僕をボギーと呼んでくれ」。 ハンフリー・ボガートとの妻が「ローレン」・バコールなので、 とっさに思いついたジョークだった。 ふつうの男の子とひと味違うダニエルに興味を持つローレン。 彼女もIQが169、哲学書を愛読する天才少女だった。 彼女は実業家の父と、映画監督にうつつを抜かす母親との3人暮らし。 2週間後に再会した2人はジュリアスという老人と知り合う。 ジュリアスはヴェニスにある「ため息橋」の下で、 夕暮れ時に鐘の音を聞きながらキスをすると永遠の愛が得られる、 という伝説を2人に語ってくれた。 突然アメリカに帰ることを決めたローレンの父親。 それを聞いたローレンは、どうしてもダニエルと一緒に ヴェニスへ行きたいと言い出す。 大人が一緒でないと国境を越えられないとわかり、 「ヴェニスにいる病気の母を見舞いに行きたい」と嘘をついて ジュリアスに同行してもらう2人。 ところが、行き違いからジュリアスが2人を誘拐して イタリアに逃げたと思われてしまう。 警察が動き出す。 3人は無事にヴェニスにたどり着けるのか、 ダニエルとローレンはため息橋の下で キスを交わすことができるのか…… という、もうめちゃめちゃカワイイ恋のお話。 ハイデッガーの哲学を語り合い、 ブラウニングの詩も暗唱しちゃうような賢い2人なのに、 やっぱり中身は13歳の男の子と女の子。 離ればなれになってしまうと知ったローレンは どうしても「ため息橋」の下でダニエルとキスをして 永遠の愛を手に入れたいと思うのね。 なのに、こら、ダニエル! どうしてあなたはローレンが 「ヴェニスへ行きたい!」と言ったとき、 すぐにそれに気づかないのよ! 誘拐事件と間違えられてヴェローナの町で万事休すになったとき、 「ヴェローナまで来られたから上出来だよ。 だってここはロミオとジュリエットの町なんだから」 なんて言わないでよね!と、ひとりつっこみ。 このあと実はジュリアスがスリの常習犯だったと知って、 「ため息橋の伝説」もウソだとわかってしまう。 でもね、この時のジュリアスの台詞が泣かせるのよ。 伝説は自分たちで作ればいい。 普通の人が起こす奇跡が伝説になるんだ。 愛しあう恋人同士にできないことは何もないはずだ。 (ちょっとうるとび風に意訳) もうこの辺からは涙、涙の私。 2人を映画館へ見送ってから自首したジュリアスは 警察でひどい目にあっても 「夕暮れ時までは何も話せません」と。 さすがに名優ローレンス・オリヴィエ。 ものすごくいい味を出していました。 とにかく離ればなれになってもずっと好きでいたい、 という純粋で一途な想いが痛いほど伝わってきます。 もちろん2人は想いを遂げ、「ため息橋」の下でめでたくキス! あーん、よかったねぇ、と、ここでも号泣の私。 ラストシーン、ローレンとダニエルの会話。 「毎日手紙を書くね。  あ、でも飽きられちゃうから毎日はやめようかな。」 「いつかまた会えるよね。」 「でもその時はもう天才少女じゃなくて  ふつうの女子大生になっているかも」 「ふつうになんてならないで。  みんなと違うから、それが君の魅力なんだから」 「お互いに今のまま変わらないで、  出会ってからのこと、すべてを覚えていようね」 えーん、初心忘れるべからずだわね。(;O;)(;O;)(;O;) そういえばこの映画、 封切り当時も穴沢さんと一緒に観に行って泣いたんだよね。 私ももう一度「ため息橋」の下でキスしてこなくちゃダメかなー。 穴沢さーん、一緒に行こうよ、ヴェニスまで。(*^_^*) って、この前(すでに16年前)ヴェニスに行ったときも、 「ため息橋」の下でキスしてきたわけではなかったんですけれどね。(笑) そうそう、この映画の監督は「明日に向かって撃て」や「スティング」、 「華麗なるヒコーキ野郎」などで有名なジョージ・ロイ・ヒルなのですが、 映画の随所に彼の映画が効果的に使われているのもまた見物です。 そして主役の1人、美少女ローレン役は今や大女優のダイアン・レイン。 かわいくて初々しくて、あなたもきっとファンになっちゃう。 それにしてもイイ映画だった。 やっぱりこういう映画が一番好きです。 「小さな恋のメロディ」とかね。(*^_^*)

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