うるとびーずの ♪MY LIFE AS AN OKKAKE♪

2004/11/10(水)14:28

NIGHTMARE

大切なこと(305)

昨日の夜はよく眠れなかった。 日頃は寝付きの良さと睡眠の深さを誇るこの私が、 ファルージャのことがどうしても頭から離れなくて、 1時間おきに目を覚ましてしまったのだ。 今朝は珍しくスーパーモーニングを見ていた。 政府側の人間(ゲスト)はどうしてこう自分に都合よく 物事を見たり聴いたり言ったりしかできないんだろう? 「誤解しないでくださいね。 ファルージャにいるのは一般市民じゃないんです。 外国から入って来たテロリストたちなんです。」 あなた、それはアメリカがそういってるからそう思ってるだけでしょ。 日本が独自に調査員でも派遣して出口調査でもしたの? はい、あなたは一般市民だから出てもいいですよ。 はい、あなたは武装勢力だからとどまってくださいね。 ばかばかしい。 じゃあ、10万人とも言われるファルージャに残っている市民は 全員がテロリストの加担者なのか? Although many of Falluja's residents had left the city ahead of the assault, it is thought that 100,000 civilians could remain in the city. (BBCニュースより) アメリカだってそれをどうやって確認したんだ? Gen Casey also said he believed some 50-70% of the civilian population of 200,000 had left the city. (同ソース) この人だって5割から7割が脱出したと「信じている」としか言ってないじゃない。 テロリストじゃない人が残っている可能性は排除するのか? そのくらいの犠牲は仕方ないと目をつぶるのか? 実際に18歳(だったかな?)から45歳までの男性は 全て反抗勢力である(あるいは今後なる)可能性があるから、 ファルージャから出たくても出られないのだという。 追記:ファルージャ市民への米軍からの通告は、 「15歳から55歳までの男性は屋外へ出たら容赦なく殺す」 ということだったようです。 →「ファルージャの民衆と共に立て」参照 もう信じられない! 10万人という数は、10万人の命っていうのはそう簡単なものじゃないよ。 私が住んでいる街の人口より多い。 今、私と一緒にここに暮らしている家族、お隣さん、お友だち、 息子の学校のお友だち、お店のおじちゃん、おばちゃんたち、 そういう人たち全員とそれ以上の人たちが殺されるんだ。 掃討作戦ってそういうことでしょ? 皆殺しってことでしょ? それをただ黙って見ていなさいというのか。 それがイラクのためだから見ていればいいんだと。 イラク戦争だってそういって始めたじゃない。 イラクの人々のためだからと。 だけど全然よくなっていないじゃない。 アメリカが力だけで抑えようとすればするほど、 イラクの人たちはいやがってそこから逃れようしているじゃない。 ファルージャの攻撃が始まってからも、すでに民間人の犠牲者が出ている。 ファルージャのモハマド医師によると12人が殺され、 その他に5歳の女の子と10歳の男の子を含む17人の負傷者も。 A doctor at a clinic in Falluja, Mohammed Amer, reported that 12 people in the city had been killed. Seventeen others - including a five-year-old girl and a 10-year-old boy - were wounded, he added. (同ソース) これでもまだ続けるの? テロとの戦いだといってテロリストではない罪のない市民を殺し続けるの? 番組の中で石坂啓さんが言っていたことが心に残る。 いつも最悪のシナリオを想定してそれを避けるようにしていかなければいけない。 たとえばもし、このまま自衛隊をとどまらせて自衛隊員に犠牲者が出たときに、 だからもっと法整備をして強い軍隊を持てるようにしなければと、 憲法改正への道をまっしぐらに進むようになることは目に見えていると。 今ならまだ日本は戦争できない国のまま。 平和憲法を持った国のまま。 そろそろ力で押さえつけるやり方はやめませんか? 力で相手を押さえ込むだけのアメリカについていくのはやめませんか? 私はもうこれ以上誰にも死んで欲しくないんだよ…… ★★モハメド医師からのメール ★★ファルージャの民衆と共に立て(A.N.S.W.E.R.最新文書) ★★US attacks Iraq rebel stronghold(BBCニュース 英語サイト) ★★ファルージャの状況(Falluja, April 2004 - the book) ★★イラク戦争犠牲者写真館

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