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テーマ:今日のワイン(6034)
カテゴリ:フランスワイン
お料理は佳境に、次は揚げ物。
【揚物】はもの梅しそ巻き揚げ 枝豆と海老のかき揚げ 軽やかとは言えど、油分を持つ食物である。 辛口の白ならば、どれでも合う。 問題は無いだろう。 (枝豆と海老のかき揚げは先に食べてしまって写ってません) 【箸休め】つぶそば蒸し 【汁物】鱧の茸類の土瓶蒸し この二品については、残念ながらワインと 合わせるべきものではなさそうだ。 でも、次のメインディッシュに向けて 口の中をリフレッシュするのに役立ったように思う。 和食のメインディッシュはご飯物だろうか。 東田のこのコースの場合は、まさにそうだろう。 【ご飯物】穴子の押し寿司 赤ワインで合わせられる。 余り強烈でない方が、繊細なお料理とも 相性が良い。 と言うことで、やはり同じル・ニ・ド・マの カリニャンを対応させた。 ル・ニ・ド・マ [2004] カリニャン ヴィエイユ・ヴィーニュ ドメーヌ・ポール・マス 999円 (税込) タンニンはやや控えめのミディアム~ライト・ボディ 10%の樽貯蔵とポール・マスは主張するものの、 殆ど影響は感じられない。 ほぼステンレス・タンクの熟成と判断。 それだけにお料理の邪魔をせず、良く合う。 東田自慢のメインディッシュ=穴子の押し寿司、 これにはカリニャンでバッチリ。 【デザート】フルーツみつ豆 を食べながら、ポール・マス氏に言った。 和食とのマリアージュは、まだまだ可能性を秘めています。 これから先、面白い組み合わせがあればどんどん紹介し、 販売に結びつけたい…。 彼は頷きながら フルーツみつ豆を平らげた。 この日、和食を望んだのは輸入業者であり、 質の高い和食と、ポール・マスのワインとの マリアージュを我々(私と妻)に確認させるのと、 自分達も試したものだと思う。 相応の結果を得たと喜ぶ輸入業者、 そしてポール・マス。 東田から出て彼らがすぐ近くのホテルに着く頃、 雨が降り始めた。 梅雨の季節だった、と思い出すまで少し時間がかかったのは、 クールなビジネス・マンという印象だったポール・マスが 食事の間に、南仏・ラングドックの雰囲気を 我々にもたらしたから…かも知れなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年08月09日 15時04分44秒
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