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テーマ:今日のワイン(6026)
カテゴリ:日本
「日本のワインなんて」…って言ってたのは、いつの事なのだろう。
本当にその頃のまま? それとも進化? 試しもせずに「日本のワインなんて…」と言うのは 余りに無責任。 なら飲んでみよう、と出かけた。 2006年08月07日(月)、朝7:48倉敷発の山陽本線 相生(あいおい)9:24、同ホームの9:25に乗り換え 姫路9:44、9:57新快速に乗り換え 大阪着が10:58…電車自体のスピードは安全対策で 落ちたらしいのだが、乗り継ぎがスムーズで 2時間ちょっと。 この時間で倉敷から大阪へ到着できるのだから 大したものだ…とJRに感謝。 大阪駅で待ち合わせた、某輸入業者の営業N氏。 昼食はどこでも良いから連れて行ってくれ… とお願いしたら、大阪駅からすぐのお好み焼きだった。 外気温は35℃を越える熱波状態、 にもかかわらず鉄板の焼けたお好み焼き… なので、さすがに客も少なめ。 店員が焼いてくれるのが何か面白い。 倉敷で、「モダン焼き」って言ったら ソバ玉やうどん玉を入れて焼くのだが、 広島のお好み焼き屋で、「モダン焼き」って言ったら 通用しなかった。 しかし、大阪で見るとメニューにちゃんとある。 倉敷のお好み焼き文化は、大阪に影響を受けている点に気づく。 …それよりも今日は、日本のワインだ。 再度大阪駅に戻り、リーガロイヤル・ホテルの シャトルバスに乗って同ホテル隣の グラン・キューブ大阪・1003号室を目指す。 入口で、入場料500円を払い、資料とグラスを貰う。 さぁ!スタート! まずは、輸入業者の営業N氏の関連企業である シャトー酒折から。 同醸造所から、マスカットの甘口ワインを仕入れた事があるが、 このワイン自体は、部分的に輸入バルクを使用しているので 今回のイベントには出品されていなかった。 100%国産の葡萄での日本ワインというコンセプト…とのこと。 1.甲州 辛口 1,393円 2.甲州 ほのかな甘口 1,393円 3.デラウエア 白 中甘口 1,393円 4.マスカットベリーA. 1,393円 5.マスカットベリーA 樽熟 1,582円 1.甲州種は軽やかで。ムスカデに通じるフレッシュ感あり。 2.甘口に仕立てても、ほのかなレベルなので相応にまとまる。 巧みに味わいを構築した感があり好感が持てる。 美味しい!と飛び上がる程の味ではないが、 相応にまとまり、一昔前とは隔世の感がある。 3.デラウエアは生食として親しみがある。 ワインに仕立てても、あの甘くて優しい香を持つ。 やや甘口でクドくない仕立てで、 ワインに馴れてない人にはぜひ勧めたい仕上がり。 そして赤のマスカット・ベリーA。 4.最初に出されたのは2001年の樽でなくステンレスタンク熟成、 その後、瓶熟させたもの。 色は煉瓦色になり、熟成の深さを示す。 ボディはスリムになり、滑らか。 しかし力強さはなくライトボディ。 しゃぶしゃぶやトンカツなど、日本食に合わせたい。 が、5.をのんで、ちょっと驚き。 今まで余り使っていない樽を熟成に使い、 力強さを獲得している。 2004年は非常に良い仕上がりを見せたため、 清澄・フィルタリングは行わず瓶詰めをしたと言う。 マスカットベリーA樽熟成 [2004] シャトー酒折ワイナリー 1,582円 (税込) ジャパン・ワインチャレンジ2006年銀賞、 さらに同ベスト・バリュー賞受賞。 国産ワインコンクール2006年銅賞受賞。 このワインが1,582円なら、確かに立派! これなら、他国のワインと比べても 大きく劣る事はない。 やはり日本のワインも進化している! これは楽しみな日になりそうだ… 期待に胸躍るスタートだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年08月10日 20時10分08秒
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