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テーマ:ボジョレー ヌーボ(415)
カテゴリ:フランスワイン
とりあえずは、飲んだ物のレポート。
(レポートは昨年のヌーヴォーに関してと御理解を) まずは、ネゴシアンのもの。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 1.コーディア社 ボージョレ・ヌーヴォー 2,172円 (税込) 昨年の青いラベルから、今年はポップな印象に変わります 標準的品質。 こういったワイン商がブレンドしたものが 大きなシェアを占めるので、 ヌーヴォーとはこういった味…という判断をされるのだろう。 それが良くも悪くもある、という所。 軽やか。イチゴや赤い果実の香。 ジューシー。タンニン極めて少ない。 するすると喉を通る。 よりフレッシュさを感じる為、つまり美味しさを際だたせる為に、 赤ではあるが、12℃程度まで冷やした方が良い。 [品 質→ 普通 ●良い 優良 秀逸 最高] [質対価→ 普通 ●良い 優良 秀逸 最高] - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 2.カンソン社 ボージョレ・ヌーヴォー 1,666円 (税込) 有名ネゴシアンに比べて、もう少し規模が小さいので 知名度が低い。 濃度、タンニン量、フレッシュさなど、品質はほぼ同等。 ただし、価格が安い。 コストパフォーマンスを考えると1.よりも優位に立つ。 安さは魅力だ! [品 質→ 普通 ●良い 優良 秀逸 最高] [質対価→ 普通 良い 優良 ●秀逸 最高] そして、ここからが、ドメーヌ(葡萄園・元詰め)もの - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 3.Dm.リュエ ボージョレ・ヴィラージュ 2,562円 (税込) ハーフ瓶も2006年はあります! ネゴシアン物とは全く違う、味わいの深み。 ライトボディではあるが、タンニンの量は増え ジュースのようにスルスルと…という安易な飲み口ではない。 1.や2.とは比較にならない複雑さがありバランス感も良い。 ノンフィルターというから、つい濁りなどがあるのか? と思ってしまうけど、ちゃんと清澄、 紫を僅かに含んだピンク系の派手な赤色。 舌がある人なら、このあたりを飲めば 「ヌーヴォーなんてとるに足らない…」と言えなくなるだろう。 [品 質→ 普通 良い 優良 ●秀逸 最高] [質対価→ 普通 良い 優良 ●秀逸 最高]最高としても良い。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 4.Dm.フランク・サンカン ボージョレ・ヴィラージュ 2,646円 (税込) 輸入業者・稲葉が、 9.ルイ・テット キュヴェ・セントネル、 11.ドメーヌ・シャサーニュ の二品が数量完売して、 リリーフのような形で紹介された印象だった。 外観もそれほどカッコ良いとは思えなかった。 が、飲んで驚き。こりゃぁ美味い。 フレッシュが過ぎてトゲトゲとした印象さえ 感じてしまうのがヌーヴォー…っていう思いがあった。 しかし、滑らかで、艶のある舌触りなのだ。 色も深く濃い。 葡萄園が存在するのは、クリュ・ボージョレの一つ、 レニエ村だから、同村のみの原材料となり、 当然ながらヴィラージュとなる。 同村のトップ・クラスのドメーヌとして知られている。 プレス機は非常に古い物を使い、極めて良質な部分だけを搾り取る。 セールス・トークは少ないが、極めて上質。 これなら毎年飲んでも良い…と感じる。 [品 質→ 普通 良い 優良 ●秀逸 最高] [質対価→ 普通 良い 優良 ●秀逸 最高]最高としても良い。 [To Be Continued..] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年09月14日 23時13分00秒
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