2005/06/16(木)23:27
蜘蛛の糸
昨日、本館事務所に行って、別件で倉庫に行こう
とした時のこと。
正面玄関を1歩踏み出したところに全長10cm
くらいの蜘蛛を発見。
こんな人通りの多いところにいたら踏まれるのが
目に見えてるので、助け出すことにした。
でも、さすがに素手では触りたくないので
1度事務所に戻ってA3不用紙を持って追い出す
作戦を取った。
雨が降る中、嫌がる蜘蛛をなんとか外に出している
最中、Tちゃんとバッタリ会う。
T:「何やってるの?」
うめ:「大きい蜘蛛がいるから逃がしてあげよう・・・」
T:イヤーーー!!! ダダダッε=ε=εε=ε=ε=( ┯_┯)
・・・逃げられた(笑)。
だってさぁ、踏み潰されて死骸を片付けるよりも
生あるうちに逃がしてあげたほうがいいでしょ?
中学生の林間学校で、友達に蜘蛛は殺しちゃ
いけないって聞かいたことを思い出した。
あれ?それって朝と夜のどっちだったっけ??
忘れちゃった(苦笑)。
学生の頃、国語の授業で芥川竜之介の
「蜘蛛の糸」 を読んだのを思い出した。
カンダタという極悪人の話。
ちょうどヤフーニュースで殺人事件のこと
を見てたところでちょっと考えちゃった。
殺人者と一般人の境目って何だろ?
いくら『殺したいっ!』って思っても実際に
やる人とやらない人の違いって何?
人をそこまで憎めるのがわからない。
どっちみち、私は血がダメだから殺人者には
なれないね。
でもそんな気持ちがわからないからこそ
平平凡凡の生活ができるのかもしれない。