ミックスジュース

2005/12/15(木)01:41

自慢する看護の研修報告

仕事について(58)

のんさんから、自慢する看護とは、 >「私はこれでは人には負けないという自負を持ってやっている」看護ってことではないのでしょうか? というコメントをいただいた。 実は、私もそう思い、それに準じてレポートを書いたつもりだった。 今日の研修。 卒後16年以上の看護師の研修。 一言、「よく解らなかった。」 研修人数20名弱。 最初、ひとりずつ自慢する看護にていて、3分間のプレゼンがあった。 それも、前に出て発表するのだ。 他の人はとても立派なことを言われていた。 たとえば、 「患者さんとのコミュニケーションをとるのが得意なので今後もその技術を習得したい。」 「脳外科に長くいたので、意識がない患者の看護には自信がある。」 「小児科に長くいたので、子供に好かれること、親とうまくやることができる。」 「患者さんに好かれている。」 など。 私は一人あせってしまった。 みんなすごいなあって。 私はなぜかトリだった。 それもあって、最後までずっとドキドキしていなければならなかった。 「私は働きやすい職場作りに気をつけています。新人さんの教育はもちろんのこと、みんなが働きやすい環境にすることが自分の使命だと思っています。そうすることにより、いい看護が実践され、患者さんへの看護も充実してくるのではないかと思います。  それから、自分が患者体験したこと、また未熟児を産み育てた経験は、いまのNICUで看護する上で大変役立っています。少しでもお父さんお母さんの気持ちが解るから、それを生かして看護していきたいと思います。  自慢することは何もないけれど、唯一私の心がけていることは、患者さんに看護をした時本当にこれでよかったのか、違う方法があったのではないか、患者さんはどう思ったのかということを常に考えるようにしていることです。そして、患者さんの立場になって物事を考えることです。 」 私なりの考えを話したつもりだった。 人には負けない自負をもってやっていること、つまり患者さんの立場になって看護を行っているということを強調したつもりだった。 しかし、その後の、グループワークでは、自慢する看護が生かせるようにするには組織や人に対してどのように働きかけるのかということを話し合うものだった。 「・・・。」私は意味がよく解らず質問してみたがそれでも解らなかった。 たぶん研修に 来ている人たちも解ってなかったと思う。 だから、グループワークの発表内容も、各グループともまとまりがなかった。 最後の好評で、「よい研修だった。」と言われた時はまたまたよくわからなかった。 私としては、せっかくの研修なら、中堅看護師としての職場での役割、組織に対しての役割、それぞれへの関わりについて具体的に学んだり、グループワークしたほうが、仕事に生かせるような気がした。 忘年会において、私は芸をするのはみんなの士気を高める意味もあると思っている。 遊びごとなら、若い人たちも意見が言いやすいし、みんなでいろんなことを協力してやれる。 踊りの練習もたいへんだったが、終わったら満足感が残った。 そしたら、また仕事でもそういう満足感を味わいたくなるし、そのために協力できるのではないかと思う。 そして、スタッフの団結力を強くしていって、いい看護が提供できればこれほどいいことはないと思っている。

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