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カテゴリ:仕事について
ここ最近、仕事ネタが多いです。
昨日の準夜勤務、日勤で9ヶ月になったばかりの早産の赤ちゃんが生まれていた。 日勤と準夜の交代時に、よその病院から母体搬送がきた。 まだ、7ヶ月になったばかり。 生まれそうだと言う。 その日の勤務者には、前回のときに急患受けしたNがいた。 そのとき全然動けずにいて、いろんな騒動が持ち上がっていた。 私は、Nにそのときの看護スタッフの動きが悪かったことを指摘されたことを言った。 「『それにね、M先生から、全然動けない者を急患受けにするな。』って言われたんだよね。」と言った。 N自身、そのとき動けなかったことを反省していた。 「それでも急患受けしたいんなら、やっぱり何を用意してどのようなことをするか判断できないといけない。それでも、やるんだったら頑張れ。M先生に出来るところを見せつけてごらんよ。」と言った。 「頑張ります。」とNは言った。 私もそうは言ったものの、やはりNをフォローしようと思った。 他のスタッフには、そのことを伝えて、私がフォローに回ると言った。 その分、他のスタッフが受けもつ患者さんの数が多くなる。 しかし、私も重症な患者を2人と小さい赤ちゃんを見ながらだから、大変なことはわかっている。 でも、もうM先生に文句を言わせないために、頑張ることにした。 緊急帝王切開で生まれた赤ちゃんは、体重が1000gをちょっときっていた。 すぐに呼吸器につながれた。 それから、いろいろな処置が始まった。 動きの悪いNに指示しながら、スムーズに治療が行えるようにフォローしていった。 初めて気づいたのだが、Nはセッシ(ピンセット)の持ち方が間違っていた。 すぐに注意した。 また、先生の周りをうろうろし始めたので、今何をすべきか考えて行動しろと言った。 わからないときは、どのようにするかを教えた。 M先生に文句を言われたくなかったし、Nにこれ以上自信をなくさせたくなかった。 Nが抜けていることを、ああしろこうしろと小声で注意した。 Nはすぐに行動するので、仕事もスムーズに流れていく。 そうすると、医者のほうも、自分が出来ることはしてくれる。 こういうのが、チームワークっていうもんだ。 しかし、忙しすぎて、仕事中食事をとる暇がなく、トイレも仕事が終わってやっと行けた。 「最近の急患受けは、2年目の子ばかりだな。」とつぶやいたM先生の声には、聞かぬフリをした。 Nは、まだ出来ないことが多々ある。 でも、やはり、一つ一つ教えていかなければならないと思った。 今は、マンツーマンで手をとり足をとりで教えていくスタイル。 確かにそれも大事だが、基本が出来てないことも多く、やはり新人を育てるには、職場全体を通して育てなければいけないと思う。 私って結構叱るけど、それでもついて来てくれる新人さんはありがたいと思う。 でも、職場の新人さんを叱るのは、子どもを叱る以上にエネルギーが必要とする。 4年目のナミコも、就職してからの2年間に、そりゃあどれほど叱ったり指導してきたことか。 でも、今はバリバリだ。 「もう、今は仕事がバリバリ出来るようになったもんね。」と褒めると、「えっ、ごりえさんに褒められると、なんか気持ち悪い。いつも叱られていましたもん。」と笑って答える。 これって、先輩冥利に尽きるよね。 小さく生まれたけど、赤ちゃんの容態は落ちついている。 これからが大変だが、頑張ってもらいたい。 昨日は3時半に家に帰って、やっと食事をとった。 そして、そのまま、眠ってしまった。 今朝起きたのが、10時近く。 ふう~~、まだ、体がだるいけど、頑張らなきゃあ。 今日も準夜勤務だもんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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