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2006.11.15
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カテゴリ:つぶやき
今日は深夜勤務だった。
昨日の23時半すぎ仕事場へ行って、ロッカールームに入ってびっくりした。
ロッカーに亀ちゃんのポスター添えられていた。カナちゃんがくれたみたい。
さっそく、ロッカーの表にそのポスターを貼った。
「ごりえさん、まるで女子中学生みたい。」って後輩たちから言われた。(^_^;)

ポスターの亀ちゃんと視線が合う。
なんか照れる私。(笑)
これで、嫌な仕事も頑張れるかな。


亀ちゃんのファンになって、私にもかつてファンがいたことを思い出した。
そう、あれは看護学生の頃。

私は大学の医学部の付属看護学校へ通っていた。
そこは、毎年本部の大学祭と別に、医学部の学生と看護学生で医学祭を開いていた。
私が学生の当時は、医学部生もいろんな変わり者がいて、楽しかった。

初めての医学祭のとき、前夜祭の歌謡コンテストに女子がいないから出てもらえないかと言うのが、私の医学祭デビューだった。
私は、嫌と言えない性格なので、仕方なしに出場することになった。
歌った曲は、そうジュディオングが歌った、「魅せられて」。(古いな~~~。)
友達と衣装を作り、恥ずかしながら歌った。

そのとき、なぜか数人であるがファンが出来た。
それ以来、私は医学祭と言うと、そのファンと称する人たちと(彼らは、何かにつけいろんなことを企画する面々だった。)いつも裏方の仕事をして医学祭を盛り上げていた。
もちろん、歌を歌うときは、出場する。
また、各学年の演芸大会にも出場した。
2年のときは、最優秀女優賞までもらったもの。(笑)
それで、またファンが増えた。(爆)

医学祭は実行委員長のもといろんな役がある。
私はその役に1度もついたことがない。
でも、ほとんどの事情はよく知っていて、裏方でいろんなことをした。
また、夜遅くまで準備している人たちに差し入れのおにぎりを作ったりしてた。

1度美人コンテストをすると言うので、私も出場しようかなって言ったら、ファンの人たちから「レベルが下がるからやめろ。」って言われた。
かなりショックだったなあ・・・。(笑)
それでも、ファンと称する人たちは、何かにつけ私を支えてくれた。
飲み会があるといつも誘ってくれ、いつまでも色気のないそのままの私でいてほしいと言われた。(^_^;)

私が元気ないようであると、ファンの1人がうちに来て、そのファンの行きつけの屋台に連れて行ってくれた。
何を言うでもなく、おいしいおでんを食べて家に帰るだけ。
でも、それだけでくよくよしている自分が馬鹿らしくなってきて元気になれた。
誕生日だと言うと、また安い飲み屋に連れて行ってくれ、いろんな話をしてくれたなあ。
ファンと称する人たちには、ほとんど彼女がいた。
でも、私のことも気にかけてくれた。
素敵な本当の兄みたいだった。

3年の医学祭の後夜祭が、最後のステージ(?)だった。
私は、松田聖子の「夏の扉」を歌った。(これまた、古い~~。)
歌い終わると、ファンと称する人々がステージに上がってきて胴上げをしてくれた。
私は思わずうれし涙が出た。
その流れで飲み屋に直行。
みんなで将来の夢を語り合った。
今の医療の世界は間違っている。主人公は患者さん。患者さん中心の医療を提供しようと声高々に語った。
そして、最後には、「踊って歌える医者や看護師になろう!!」と誓い合った。

医学部の人たちは、めでたく医者になり、患者さんからは人気があった。
しかし、大きな組織の中ではいろんなジレンマにあい、自分を求めてくれる病院に変わっていった。

考えてみると、彼らが支えてくれたから今の私があると思う。
1度、自分は看護師に適してないと言った時、ファンの1人が「そういうふうに言うのは10年早い。10年仕事をしてみて、適しているかどうか分かるんじゃないか。」と言われ、ハッとしたことがあった。そのおかげで、今の自分があると思う。
いまだに適しているかどうかは分からないけど、看護師の仕事が嫌いではない自分がいるもんね。
ファンに可愛がられ支えられた3年間、残念ながら恋愛はなかったけど、本当に楽しい看護学生時代だった。


そうだよね、人間って誰かに支えられて生きているんだよね。
そう思うと、今は家族に支えられていることを改めて気づかされた。
それに、今の私は、家族1人1人の第一ファンであり、応援団の団長だもん。

もちろん、亀ちゃんのファンとしても支えていこうと思ったよ。(*^_^*)





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最終更新日  2006.11.15 21:59:19
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