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カテゴリ:撮影関係
こんにちは、Samです。
今日も製作作業はバッシュ君の削り込みオンリー、地味な作業です。 結構時間がかかる割には「うまくいくほど目立たなくなる」性質の作業なので達成感は「?」。 カリカリ作業の合間に昨日グラデーション・ペーパーを使って撮影した時のことを考えていました。 グラデーションペーパーを使っての感想としては あくまで「ガンプラが主役」の写真になるのだな~、ということです。 もともと私の「ガンプラ写真」というもののとらえ方は「雰囲気が大事」というものです。 例えば先日のグフの写真がそれにあたります。 この写真、グフ自体はあまり細部まで見ることができませんがそれで良いんです。 要は「ガンプラ完成品を観てもらう」というよりも「写真そのものが作品」という感覚でしょうか。 近年、ネット上でガンプラの写真が多くみられる様になりましたが 発色が鮮やかでディテールのしっかりした「ロールアウト直後」のような作品が多いです。 「現在流行のスタイル」=「きれいで繊細」と言っても良いかもしれません。 このスタイルの作品を撮影する場合にはグラデーション・ペーパーが威力を発揮します。 なんせ背景に「余計なもの」が一切無いので、自然と観る方々の目は「きれいで繊細な作品」に集中しますからね。 私は結構ウェザリングが好きなので普段はバトル・ダメージとか、スス汚れとかバシバシにやってしまう傾向があります(汗)。 そんな私の作品の中では今回のヅダはどちらかといえば「キレイ系」の仕上がりになります。 そんなヅダでもグラデーション・ペーパーを背景とした写真をパッと見たときの第一印象は「写真館でお見合い写真を撮ったのにのにGパンをはいている」と言うような「不自然さ」でした。 グラデーション・ペーパーの醸し出すフォーマルな雰囲気とウェザリングの効いた作品の持つラフな印象の組み合わせは奥が深そう(というより難しい)です。 ですが一方、 「きれいで繊細な作品」を撮影する場合にはこの「フォーマルな雰囲気」が作品の完成度を視覚的に引き上げる効果を発揮してくれます。相性が良い、ということですね。 またネットオークション等の普及により写真が「製品訴求用のアイテム」として定着しその手法が一般化してきている、という流れもあります。 現在流行のガンプラ撮影スタイルはこれらの要素の相乗効果から出来上がった、ネット社会への対応力を高めた「進化型」なのかもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.08 11:46:29
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