亜州ケツ拭き紀行
突然ですが、皆さん!!ケツは何で拭いていますか?中には、「木の葉っぱ」や、「枝で拭くぜ!!」、或は「海の中が最高だぜ!!」という大変に古風、且つ、ワイルドな方もいらっしゃるかもしれませんが、まぁ、たいていの方々はトイレットペーパーで拭いていると思います。かくいう私も、日本にいる時は、ケツは紙で拭いていたし、たまに、ウォシュレットの快感に打ち震えていたりもしました。が、東南アジアで、ケツを紙で拭く国は稀です。私が初めてタイに行った6年前。アジアで最初にコウンをしたトイレは、バンコクのとあるゲストハウスでした。当時、トイレに紙があるのは当たり前だと思っていた私は、何の疑問も持たずにトイレに入り、出すものを出した後、どこを見回してもトイレットペーパーが見当たらないことに「嗚呼、俺はここで死んでしまいたい…」と思う程本気で焦りました。「うぉ、かかかかかかか…紙がない…!!どうしたもんじゃ…アジアに来て、早速最強にピンチじゃ~。…ケツにMAXに力を入れて、部屋までトイレットペーパーを取りにいくか…いや、待て待て待て。今手元にあるものでケツが拭けるものと言えば…紙幣か…。20B札が何枚かあったけど…60円くらいか…でも1枚で拭ききれるとは限らないし…うぉぉおお!!よーし、落ち着け、落ち着け俺!!やれば出来る子だ、俺…!!」変な脂汗を滝のように流しながら、個室で生まれたての子鹿のようにプルプル震えました。ふと見ると、便器の脇に、奇妙な形のホースが着いています。よく、庭に水をやるときに使う、トリガー付きのホース。あれの小さい版とでも言いましょうか。とりあえず、そんなカンジの水鉄砲のようなものが、個室に着いていました。祈るような気持ちでそのトリガーを引くと…おぉ、まるでマーライオンの如く水が勢い良く出るではないですか!!↑イメージ画像。にわかに明るい希望が湧いてきました。「はは~ん、これでケツを拭けというわけか!!」頭の上で天使がラッパを吹いてクルクル回っています。その素晴らしい勢いの水鉄砲をケツに向かって発射してみると…うぉおぅ、新感覚!!強力な水流が、ケツの汚れを一気に吹き飛ばしてくれるようなその爽快感に、イッパツで虜になってしまいました。こんなカンジで、東南アジアの、特に都市部の便所では、「スーパーウォシュレット」とでも言うべき水鉄砲でケツをクリーンナップします。どうでもいいですが、「この水鉄砲を使って、女子大生の制服(白のシャツ)をトイレで透けさせるのが大好きだ」というタイ人を私は知っています。そんな彼は今、バンコクでエリートサラリーマンだそうです。世の中、変態でも、立派な大人になれるみたいですね。さて、そんな話しは置いておいて、これが田舎の方に行くと、水鉄砲ではなく、桶やバケツに水が張ってあり、手桶でケツを流すという方法にシフトします。右手て手桶に水を汲み、流しながら左手でケツを拭きます。水は使っていますが、「手でケツを拭く」という行為に最初のうちはかなり抵抗がありますが、どうせ、後で手をきれいに洗えばいいだけなので、気にならない程に慣れてしまうと、紙でケツを拭くよりもずっと気持ち良く、考えてみれば、より清潔だし、エコな気がして、止められなくなります。で、ここベトナム。それまで水で拭いてたのが、子の国に来た途端に、紙と水、半々くらいの割合になりビックリします。久々にケツを紙で拭いたのですが…何だか、今ひとつ落ち着かないですね。思えば、香港や中国では、ケツは紙で拭くので、東南アジアでありながら、中国と国境を接し、古来より中国文化に多大なる影響を受けているベトナムならではのシステムだと思います。今私がいるフエという街は、中国文化に影響された19世紀の皇帝の城が残っており、世界遺産として登録されているのですが、影響されているのは城だけではないようです。便所にみる文化分布図。タイトルだけで浪漫を感じるのは私だけでしょうか?ちなみに、「水だけだとパンツがびしょ濡れにならないか?」という疑問をもたれる方もいるかと思います。はい、びしょ濡れになります。でもいいんです、東南アジア、暑いから直ぐ乾くし。アフリカのサバンナに生きる原住民は、野生動物に襲われないようにするために、走りながらコウンをするそうです。皆さん、覚えておきましょう。マサイ族がダッシュをしているときは、獲物を追っているときか、コウンをしているときだ!!いずれ、私もアフリカには行くつもりなので、ぜひこの技を身につけて…こないだろうなー。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。 香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++ にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑1日1回、クリックして下さると狂喜乱舞します。ありがとうございます!!