[マレーシア(マレー半島)]の記事一覧 | 三線マンが行く!!＜世界一周編・A-side＞

マレーシアB級グルメ事情

我ながら、意外や意外。今まで、メシの話しを殆どしていない!!以前から私のことを知っている方ならご理解頂けると思いますが、こうみえても私、我ながらかなりの食い道楽だと思います。B級だろうがC級だろうが、とりあえず初めて目にするものは何でも食うし、基本、何でも「美味い」と思ってしまう人間です。敬愛する池波正太郎氏が「人切り半次郎」でも書いていました。「食欲と性欲をぞんざいに扱うヤツは、人間の屑である」と。美味い食事をすることは人としての喜び、そして、それを世界規模で堪能することが出来るのが、旅人としての喜びであり、醍醐味でもあります。なので、今日はマレーシアのメシのお話し。マレーシアのメシ、かなり美味いです。恐らく、東南アジア圏でもかなりレベルの高い方ではないでしょうか。そもそも、マレーシア自体色んな民族が混在する不思議な国なので、それに伴って、料理も多種多様なのもを口にするものが出来ます。大きく分けるとマレーシア料理インド料理中華料理の３種類。まず間違いなく何処の場所でもこれら３種類は食べることが出来ます。それに加えてマレーシア中華とも言うべき「ニョニャ料理」、ボルネオ島ではフィリピン風にアレンジされたマレーシア料理等々。どこでどれを食べてもほぼ間違いなく美味しく、またタイ程激辛でもなく食べやすいので、日本人の口にあうのではないかと思います。そんな中、私のお気に入りだったのが、コタキナバルの市場の中のフィリピン出身のオバちゃんが切り盛りする食堂で、毎日のように食べていた「キニラウ」という食べ物。簡単に説明すると、「マレーシア風の魚のマリネ」とでもいったところでしょうか。作り方は至って簡単。１、新鮮な鯵、または鰯、その他タカサゴなど、どれか１種類を三枚におろし、　　食べやすい大きさにカット。酢と塩を入れ良く混ぜる。２、それらを良くもんだ後に、一度水できれいにあらう(臭みを取ってしまうため)。３、再びそれに酢と塩、練り唐辛子、レモンを入れ良く混ぜ合わせる。４、トマト、タマネギのスライス、青いマンゴーを最後に混ぜて完成。写真手前に写ってるのがそれです。美味しそうでしょ？ちなみに、右がマレーシア産のどでかい海ぶどう(大味)、奥がイカのアドボ(煮物)。どれも、膝を叩いてうなりたくなる程美味い。ちなみに、何で作り方をしっているかというと、私が毎日「うめい、うめい」と言って、同じものばかり食ってたら、食堂のオバちゃんが「そんなに好きなら、日本でも作って食べなさい!!」と、目の前で突然、料理教室を開いてくれたからです。「いや～、ありがたや、ありがたや」と、勉強させて頂きました。感謝です。こんなカンジの料理が店頭のショーケースにバットに入ってずらりと並んでおり、自分好きなおかずを２、３品注文して、ご飯にのっけてもらう料理、これを「ナシ・チャンプルー」と言います。「ナシ」は「ご飯」という意味。「チャンプルー」は混ぜるという意味で、沖縄と全く同じです。私はいつもゴーヤーのカレーや、インゲンのサンバル(甘辛いタレの和え物)、もやしの炒め物など野菜を使った料理をたっぷり載せてもらい、それに、鶏肉の唐辛子炒めや、ヤギのカレー、鰯のトマト煮なんかを頼んで、これでだいたい屋台や食堂なら４～５RM。日本円だと130円～170円程。ゴーヤーのカレーは、種ごとスライスしたゴーヤーをローリエやコリアンダー、ターメリックを入れじっくり炒め煮にしたもので、ゴーヤーの苦みと種のポリポリした食感が、暑い暑いマレーシアの気候でやられ気味の体に食欲を取り戻させてくれます。思いの他忘れられないのが、エイのカレー。魚市場に行くと、巨大なエイやサメが山積みされており、「いったい何に使うんだ？」と思っていたのですが、どうもカレーにするのが一般的なようです。臭みもクセもない白身の肉で、ヒレの端の方はゼラチン質のプルプルした肉になっており、これに、たっぷりとスパイスを利かせてカレーにすると中々上品な味になり、けっこうたまらず、クセになってしまう美味しさです。朝メシなどでよく食べていたのが、「ナシ・レマ」という、ココナッツミルクで炊いたご飯。これに、サンバルという甘辛いソースと、ヴィリスと呼ばれる小魚を干したもの、ピーナッツ、キュウリ、それに目玉焼きかゆで卵をのっけたものです。これでだいたいどこも1.5RM(約50円)程度。ボルネオ島のものはターメリックで黄色く色づけされていたりもします。ココナッツの甘みとサンバルの塩味が程よく混じっていいカンジです。その他、マレーシア料理だと「ラクサ」と呼ばれる麺類。鳥などでとった出汁にココナッツを加えたスープ、それにエビや油揚げ、つみれやもやしをのっけたもので、これも大変に美味。カレー味や、魚で出汁を取り、ココナッツを加えないもの等、バリエーションも様々。朝でも夜でも、もりもり食べられる味です。インド料理だと、みんな好んでよく食べるのが「ロティ・カナイ」といわれるモチモチ食感の薄焼きのパン。鉄板で焼きたて熱々のものにカレー汁を付けて食うと小躍りしたくなるほどに美味い。これで値段は１枚30円もしないので、私なんぞは朝から２枚は食べてしまいます。「ロティ」に飽きたら、「ドーサ」というクレープみたいな薄焼きのパン。カッテージチーズで作ったチャツネを付けて食べるのですが、パリパリした食感が心地よく、これもインド料理好きにはたまらない味だと思います。中華は主に福建省出身の人が多いから、どこに行っても福建料理の看板をたくさん見ることができます。そんな中でも特に有名なのが「肉骨茶」と書いて「バクテー」と呼ばれる、豚の薬膳鍋。真っ黒なスープに豚肉、椎茸(私は大嫌いだけど)、野菜を入れた鍋で何回食べても、八角とクコの実以外は、何が入っているかサッパリわからない複雑な味です。これをご飯にのせるもよし、タイガービールでうぐうぐやるもよし。中国4000年の歴史を感じる奥深い味がします。まだまだあるのですが、本当にキリがないので、ここいらでちょいとヤメにしておきましょう。マレーシア、食事を堪能してみるだけでも来る価値はある国だと思います。ああ、書いてて腹減ってきた…。今からインド人街でカレー食ってきます。握手した＆夢聞いた人昨日１人　合計64人　　　＊　　　　　　＊　　　　　＊　　　　　　＊　　　　　＊今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼントご希望は　fund@hopewill.com　まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!!　↑　↑１日１回、クリックして下さると狂喜乱舞します。ありがとうございます!!

CHIKUBIと朝焼け

♪あなた～から受～けた優しさと♪片道切～符を握りしめ♪僕は今から旅立ちます♪華やかな街へ～♪とくりゃくりゃ。みなさんおはようございます。スピナビルの「まっすぐに」を鼻歌でフンフン歌いながらこうして日記を書いています、ご機嫌三線マンです。只今、北マレーシアのリゾートとして名高いペナン島に来ております。実は私、この島に来るのは２度目。今から４年程前に一度タイから来たことがあるのですが、ワゴン車の運転席と助手席の間のクソ狭いスペースに４時間座らされてようやく到着したという大変にファックな思い出が残る地でもあります。今回はマレーシアの首都クアラルンプールより、片道切符は握りしめて、華やかな街から田舎に向かって夜行列車で行くこと９時間。まだ日も上らぬ５時33分、ペナン島へ行くフェリーが発着する街、バタワースのホームへ列車は静かに滑り込んで行きました。モチロン、そんなことはつゆ知らず、当然のように爆睡だったんですがね。発射２分前くらいに見回りにきた車掌に「ヘイ、ジャパニ!!オマエ、ココデ降リルンダロ!!」と寝台のカーテンをバタバタやりながら起こされて、トイレも行けぬまま荷物を担いで慌てて列車から飛び降りた次第であります。どうもは眠りが浅く、どうしたもんかと思っていたのですが、目が覚めてくると、やたらと足が痒くてたまらず、ジーンズを捲って見てみるとダニに３カ所程噛まれて腫れていました。ボルネオのマンタナーニ島で蚊とクラゲとサンドフライにやられて以来、色んなものに刺されている今回の旅。次は何に刺されるのでしょうか？百万歩譲って虫はともかく、強盗やら誘拐犯やらに刺されないことを祈るばかりです。「まいったな～」と独り言をブツブツ言いながら、ボリボリと頭と足を掻きむしり佇む夜明け前のプラットホーム。辺り一面真っ暗。人影も殆どありません。地図も持っていないので、果たしてどうやってフェリー乗り場まで行っていいのやら。初めての街で地図もない、道を聞ける人もいないというのは中々不安なものです。薄暗い街灯に照らされたアーケードをトボトボと歩いて行くとやがて「フェリー」と書かれた矢印を発見。日本円で50円程の金額を払って、無事ペナン島に行くことが出来ました。フェリーを降りると、ちょうど東の空がにわかに白み始め、バタワース側の山の稜線にうっすらとオレンジの光が滲み出て来ました。街へ向かう前にコンビにでクソ甘い缶コーヒーを買って、海辺の遊歩道へ。途中、通りかかった公園では地元の中国人のおじーちゃんおばーちゃんたちが、中国民謡を壊れかかったラジカセで爆音で鳴らしながら太極拳をしています。朝焼けで薄青色の空に赤紫に照らし出されたシェルエットが何とも優雅。若い人などはジョギングを嗜んでいたりするのですが、汗で白のタンクトップから乳首＆乳毛がセクシーに透けているその姿は朝っぱらからイヤな気分にさせてくれて、ある意味目が覚めるようです。防波堤で荷物を降ろし、コーヒーのプルタブを開ける。やがて、昇り行く太陽。黄金色に染まる景色。キラキラと照り返す波打ち際。振り返る老人。飛び立つ鳥の群れ。ひとつひとつ息吹を吹き返す植物。朝の音に耳を澄ます。今という時間に私をここに誘ってくれた、旅の神様に感謝。でも、目の前でオヤジの乳首が透けてるよ!!朝日に照らされたホクロ毛も長いよ(推定20cm)!!台無しです(笑)私は朝日を見に行ったのか、オヤジの透け乳首を見に行ったのか、よくわからないまま、とりあえず一通り朝日の写真を撮り、宿を探しに街へ。「LOVE LANE STREET」という通りの一角に、入り口に小さなカフェを備えたゲストハウスを発見。オーナーらしき華僑のおじーちゃんがコーヒーを啜りながら新聞を読んでいたのですが、ライオネルリッチーみたいな後ろ髪がいいカンジだったので、ここに宿を取ることにしました。日当りのいい、窓際のドミトリーで10RM(約330円)。今宵はゆっくり眠れそうです。＊写真はそんな今朝の朝焼けです。握手した人＆夢聞いた人昨日３人　合計61人　　　＊　　　　　　＊　　　　　＊　　　　　　＊　　　　　＊今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼントご希望は　fund@hopewill.com　まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋ありがとうございます!!

サラバ、マラッカ。

はいさいぐすーよーちゅーがなびら(こんにちは皆さん、ご機嫌いかがですか)!!わんねーなまークアラルンプールやいびーん(私は今クアラルンプールにいます)。というわけで、非常にのどかな古都、マラッカから排気ガスと高層ビルが渦巻く首都クアラルンプールに戻ってきました。本当は明日の夜行列車で一気にタイの南部のハート・ヤイまで行ってしまおうと思いたち、先ほどセントラルステーションで切符を買いに行ったですが、「現在、タイはサマック首相の退陣要求のストライキや座り込みのせいで、非常に情勢が不安定なんで、タイまでの列車は運行していない」と冷たく言われてしまいました。なので、明日の夜行列車でとりあえず、北マレーシアの世界遺産、ペナン島に行くことにしました。実はこのペナン島、今から４年ほど前に１週間程いたことがあるので、あまり行く予定がなかったのですが…まぁこれも「縁」と「タイミング」ってヤツですね。それはさて置き、昨日はここマレーシアの独立記念日。なので、私がいたマラッカも朝からお祭りモード。街の広場には軍隊やら消防士やら、よくわからない謎の団体やらが整然と並び、パレードを行っていました。しかし、流石は田舎。沿道で見ている人よりも、パレードで行進している人の方が多い。しかも、見物人の４分の３は子どもと年寄り。歯抜けのガキンチョがマレーシアの旗を持ってニコニコと笑い、年寄りは持参の扇子で「暑い暑い」とパタパタやっています。全身迷彩服でマシンガンまで抱えた兵隊やら武装したジープなど、何やら物騒なものもパレードに参列していましたが、そんなものものしさとは裏腹に、見ている側は非常に穏やかな、ゆる～い空気が漂っていて、何とも微笑ましい風景でした。夕日と歴史の街マラッカ。夕日もさることながら、街の中心部には今から400年以上も昔にポルトガルによって建てられた教会や砦、イギリス植民地時代の影響が色濃く残る建物が今でも博物館などとして当時の姿のまま活用されており、当時、海上貿易の中継都市として重要な位置を占め、またその為に他国から支配され続けてきたマラッカの歴史を至る所で感じることが出来ます。そんな街の中でも、特に中華街は当時の面影を保っており、中国と西洋とマレーシアの文化が混ざった独特な外観の建物が、夜になると赤色の怪しい照明でライトアップされるのは一見の価値アリです。街の人々の歩くスポードはあくまで遅く、我々も例に漏れず非常にのんびりと過ごすことが出来て、とても快適な街でした。と、まぁ色々と褒めちぎってみましたが。それにしても中国人観光客の多いこと多いこと。中国人、中華街で大ハシャギ。「なぜマレーシアまでわざわざ旅行に来たのに、中華街で月餅買いまくってだ？」なんていう無粋な質問は、彼らには通用しないのでしょう。写真は、KLタワーにて。独立記念を祝して、お猿さんと握手をしてきました。モチロン、手の中にはポテチが仕込んであるのですが…。　　　＊　　　　　　＊　　　　　＊　　　　　　＊　　　　　＊今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼントご希望は　fund@hopewill.com　まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋ありがとうございます!!

人生市場の喜びに水を差すものあり。

先日２週間に渡って滞在したボルネオ島の夕日。それはもう、人間なんぞが作り出す色何ぞでは到底再現することなんか出来ない素晴らしい色彩のスペクタクルショー。しかも、それが、毎日見られるので、缶ビールとカメラ片手に夕方に海へ繰り出すのが私の日課でした。そして、ここマラッカも負けず劣らず、マレーシア随一との噂もある夕日の名所として、その名を四方に轟かせています。自称、「夕日を肴にビールを嗜む会、会長」としては、行かない訳にはいきません。なので、昨日はひとしきりの観光を終えた後、近所のスーパーで度数8.5％のマレーシア産お得黒ビール「黒皇」を２本買い込んで、夕日スポットである街を一望する「セントポールの丘」にスキップしながら足を運ばせました。丘の上なので、スキップで来たことを後悔しゼーゼー言いつつも、頂上に到着。傾きつつある太陽に照らされた山頂の遺跡「セントポール教会」の白壁がオレンジ色になり、何ともいえない、いい雰囲気を作り出しています。教会付近でお土産や絵を売っている地元のお父さんのもとへ、学校を終えた子どもたちやお母さんが迎えにやってきて、家族みんなで店じまい。後片付けがすっかり終わると、子どもたちは走りながら軽やかに階段を駆け下り、それに続いて、お父さんとお母さんがマレーシア語で何か子どもたちに言いながら、ゆっくりとレンガで出来た階段を下っていきます。美しい家族の風景。そんな異国情緒たっぷりの丘の山頂よりも少しだけ下の原っぱに腰を下ろし、カメラを夕焼け用にセッティングして、そしてビールプルタブに指を掛けます。鞄に入れて持ってきたせいで、泡が少し飛び散りますが、まぁ、そこはご愛嬌。一人、太陽に向かって缶を上げて乾杯。味の濃く、度数の高い冷えた黒ビールが、食堂を通って、五臓六腑に染み渡っていきます。目の前にはデッカい夕日。このシチュエーションが最高じゃないわけがない。何事にも代え難い、人生のヨロコビを感じてしまいます。が、じっくり噛み締めるように味わっているヨロコビ人生ビールを邪魔する、不届きな輩が。蚊です。今まで、ジャングルを除くほとんどの場所で蚊なんか見なかったのに、なぜかマラッカの、しかも小高い丘の上で蚊の猛襲。最初は数が少なかったので、叩き殺しては列を作っていたアリの近くの石に亡がらを置いてアリに運ばせ、その様子を見て「さしずめ、この石は『生け贄の祭壇』だな。フッフッフ…」などと独り言をブツブツ言って「危ないアル中患者ごっこ」を堪能していたのですが、やがて、そのあまりの数の多さに、叩きつぶす手も追いつかなくなろうとは、そのときは思ってもいませんでした。１匹、また１匹とやってきては、目敏く私を襲おうとしてくる蚊。時間を追うごとにその数は増していき、１匹を叩き潰そうと狙っていると、他数匹の蚊が、私の足にたかっているという、それはもう、大変嫌な状況。皮膚が露出されているあらゆるところを狙ってくるので、たちが悪く、気づくと全身20箇所くらい刺されています。ビールどころの話しじゃありません。久々に痒くて死にそうです。どうでもいいですが、もしこれで死んだら、死因は「痒死」になるんですかね？とりあえず、全身ボコボコです。目の前では、噂通りの美しい夕焼けが、今日という一日に憂愁の美を飾っているところ。本当にオレンジ色の空に、家路を急ぐ鳥の群れが編隊を成してそこかしこに飛んでおり、これだけでも、わざわざ来た甲斐があったと思えるほどです。蚊さえいなければもう、本当に痒くてたまらなく、ビールはモチロン、写真どころでもなくなってきたので、「もうイヤじゃ!!」と荷物をまとめて丘を後にしました。まぁ、百万歩譲って、腕や足はいいとしましょう。が、足の小指とかはマジで勘弁してほしいですね。痒くてたまりません。明日は虫除けを塗ったくってから、缶ビールを買いにいきたいと思います。負けねー。　　　　＊　　　　　　＊　　　　　＊　　　　　　＊　　　　　＊今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼントご希望は　fund@hopewill.com　まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋ありがとうございます!!

クアラルンプールの詐欺師

ここ数日のクアラルンプールでは鬱陶しい雨が続いています。かといって部屋の中にいてばかりでは鮒のなれ寿司みたになってしまいそうなので、何だかんだと出かけています。今日はクアラルンプールが誇るランドマーク、KLCCのツインタワー…の近くにある水族館に行ってきました。まぁ、一人で小さな水族館に４時間居座った話なんぞをしてもきっと面白くもなんともないので、そこに至る少し前の話しを。さて、バンコクを中心とした東南アジア近辺に広く出回っている詐欺の手口として、「トランプ博打詐欺」というのがあります。そのやり方としては、観光地などをウロウロしているとオヤジ(おねーちゃんのときもある)が「今度娘が日本に留学するんだけど」「妹が日本に働きに行くんだけど」と英語や日本語で話しかけてきて、色々日本について尋ねてきます。暫くすると、「じゃあ、今から(今晩だったりもする)うちに来て妹に話しをしてやってくれ」「ちなみに、私の妹は若くてきれいだ」などと言い出して、巧みに自宅に連れて行こうとします。家につくと、「実はこれから友達が来て賭けポーカーをするんだが、そいつは金持ちだから、２人で鴨にしてやろう」という話しになり、やがて友達登場。最初は面白いようにかてるトランプにのめり込むも、実は全員グルで、最終的にはイカサマで大負けさせられてしまい、「現金○○十万出せ」「ないなら、キャッシュカードでおろせ」などと脅して、現金を奪い取るという手口です。「知らない人には付いていかない」という小学生でも知っていることを守ってさえいれば、まず引っかかることはないと思うのですが、これがどうして、毎年けっこうな数の被害が出ているようで、私の泊まっている宿にも「トランプ詐欺に注意!!」という張り紙が各国の言葉で書かれています。で、今日の昼のこと。よりによって、私に声を掛けてきた愚か者が一名。ツインタワーの写真を撮っていると、見るからに怪しいちょび髭のオヤジがタバコを吸いながら「Heyミスター、何処から来たんだ？」と話しかけてきました。「香港からだ」と答えると、「おー、それは偶然だな!!私の妹が来月から香港に看護婦として働きに行く!!家賃が高いらしいね？いくらくらいだ？」と、まさにガイドブックの注意事項と全く同じ調子で嬉々として聞いてくるではないですか!!あまりにもコテコテの手口に笑いを噛み殺して、少し付き合ってやることにしました。私「でも、俺は日本人だ。香港のことはよくわからない」オヤジ「はぁ？どういうことだ？お前は香港から来たんだろ？」私「そうだ。でも、出身は日本だ。だから、詳しいことはなーんにも知らん」オヤジ「？？？そうか、とりあえず香港人ではないのだな(ちょっと焦っている)。　　　　でもラッキーだ、私のもうひとつ下の妹が、日本に行くんだ。　　　　24歳で美人だ。こっちも看護婦だ。茨城だ」私「へー、そうか。でも、俺は沖縄ってゆー南の島から来たから、　　茨城の事情なんてなーんもわからん。スマンな」オヤジ「でも日本人だろ？」私「そうだ」オヤジ「助けてやってくれよ、話しくらいさ～」私「いや、知らないものは知らない。ネットで調べてみろよ」オヤジ「でも、美人だぞ、だから、うちに来てくれ」私「だから、どうした？興味ないね。本当はトランプがしたかったんだろ？　　残念だったな、金ならないぞ!!働け!!ハ～ハッハッハ!!」声高らかに笑いながらその場を後にしてやりました。いやー、まさか本当にここまで教科書に書いてあるかのような手口をひけらかされるとは思いませんでしたね。まぁ、世の中こんなマヌケばかりではないと思うので、これから東南アジアを旅する予定のある方は、十二分にお気をつけ下さいませ。握手した人＆夢聞いた人今日５人　合計45人追伸：メモリーカードをPCが読み取らない…。　　　明後日シンガポールに入ります。で、そこで新品のPC買います。　　　それまで、暫しお待ちを。重ねて、申し訳ございません。　　　　　＊　　　　　　＊　　　　　＊　　　　　　＊　　　　　＊今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼントご希望は　fund@hopewill.com　まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋ありがとうございます!!

捨てるに捨てられないゴミ

寒い。寒すぎる。今、宿の近所のネットカフェにいるのですが、冷房が効きすぎていて冬のシベリアくらい寒いです。サービスの一環だと思っているのか、アジア諸国はだいたいどこに行っても、室内やバスの中は鬼のように冷房を効かせています。そろそろ３人や10人くらい凍死者が出てきてもおかしくないと思うのですが。とりあえず、震えながらキーボードを叩いております。さて、旅初日に早くも壊れて、コタキナバルでは「修理できない」と言われた、我が中古のオンボロMac。一昨日アップルコンピューターのカスタマーズサービスに修理に出し、昨日受け取りに行ってきたのですが、この度、正式に「ゴミ」になりました。もう、ベタベタのオチでスミマセン。曰く、「古いのでパーツがない。マレーシアで修理するくらいなら新品を買ったほうがいい」ということだそうで。なので、我がオンボロPCは一足先に香港に強制送還と相成りました。香港なら、パーツがたくさん出回っているから、安く直せるだろうとのことです。幸い、ここのネットカフェは通信速度が速いみたいなので、今晩か明日にでも、写真を何枚かアップさせて頂こうかと思います。いやー、このクソ重たい上に粗雑にも扱えないゴミを運んで回った18日あまりは何だったんですかね？筋トレ？ダイエット？まぁ、こんなアクシデントも旅のうちとでも言えましょうか。とりあえず、謝っておきます。スミマセン。握手した人昨日１人　合計39人　　　　　＊　　　　　　＊　　　　　＊　　　　　　＊　　　　　＊今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼントご希望は　fund@hopewill.com　まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋ありがとうございます!!

ジャマイカと安宿と美女の話し。

昨晩、宿泊している安宿の屋上にあるバーで、久しぶりに酒を飲みました。ボロボロの掘っ立て小屋を屋上に乗っけただけの調理場に、オープンエアー…というか、屋上にそのまま椅子とテーブルを並べただけ果たして「バー」と呼べるのかどうかも微妙なラインの店です。ビールが高いのでラムのロックを頼み、ボブ・マーリィーが流れる店内で、なんとなくやっていたオリンピック中継を見ていたら、ちょうど200ｍ男子と400ｍハードル女子でジャマイカが優勝。偶然にも、飲んでいたラムがジャマイカ産。ＢＧＭはジャマイカの英雄ボブ・マーリィー。レゲエ好きの店員と２人で、テレビに向かって「ジャメェェェエエエイカァァァアアア!!」と叫んで勝手に盛り上がりながら、クアラルンプール２日目の夜は更けていきました。ちなみに、私が普段どんなところに泊まっているかというと、今宿を取っているのはドミトリーという形式の、いわゆる雑魚寝部屋。二段ベットが４つ並んでいるだけの大変簡素な部屋で、世界各国から集まった旅人が「寝て一畳、起きて半畳」の城をそれぞれ築いています。これで、エアコンが付いて１泊11ＲＭ(リンギット)、日本円で言うと、330円程度。部屋の中は寒くて私なんぞはとても寝られたもんじゃなく、長袖を着た上に寝袋に包まって寝ているのですが、寒さに強い白人野郎たちはパンツ１丁でドデンとベットに大の字になっています。ちなみに、コタキナバルでずっとお世話になっていたホテルは、エアコン無し、扇風機のドミトリーで1泊16ＲＭ(500円くらい)。だいたいこんなカンジの安宿を転々としながら、我々バックパッカーをいう人種は旅をしてくのです。当然、色んな人間が出入りするので、貴重品の管理等、寝るときでさえ常に緊張感を持っていなければならないではありますが、その反面、色んな国の人間と話しを出来るというのも、大きな魅力のひとつと言えます。ちなみに、シングルの部屋でも地方都市や田舎に行けば安く泊まれるので、もちろん、場所によってはシングルルームを取ったりすることがあります。さて、宿の話しは少し置いておいて、昨日は一日かけてクアラルンプール(以下、ＫＬ)の街を一回りしました。天を突くかのような高層ビルがそこいら中に聳え立つＫＬ。かと思えば、イギリス統治下だった頃のゴシック調のビルや、中華様式の古い家並み、アラビア文化の影響を色濃く残す建物やモスクなどがそこらじゅうにひしめき、また、そこに住む人々も本当に様々。マレー系、中華系、インド系を中心に、ヨーロッパ系、アフリカ系、南米系、そして我が同邦。世界中の顔が見られます。恐らく、いない国を探すほうが早いのではないでしょうか。誰が地元で誰が旅行者なのかもわかりません。そんな、まさに「チャンプルー＝ごちゃ混ぜ」の街がＫＬです。そして、その中にたまに、メチャメチャな美人がいます。傾向的には、インド系やマレー系に多いようですが、どれくらい美人かというと、普段美女を見かけると「イェ～イ美女!!目の保養だぁ～ホッホ～イ!!」とか叫びながら、猛烈な勢いで尻尾を振って息をハァハァしてしまう私ですが、ここで見かける美女はレベルが違う。どれくらい違うかというと、「私みたいな下等な生き物が生息していてスミマセン…」と平謝りしたくなるほどの美女です。スタイル、顔立ち、メイク、全てに於いてパーフェクト。「俺は美女には目がねぇぜ!!」とおっしゃる方は、ぜひＫＬに行くことをオススメします。ちなみに、ボルネオ島にもカワイイ女の子はいますが、それ以上にイケメンがたくさんいます。どれくらいいるかというと、田んぼの中のオタマジャクシくらいたくさんいます。ジャニーズ顔なボーイたちがそこいらじゅうで爽やかに笑っています。なので、イケメンには目がない女性とゲイの方は、ぜひボルネオ島に行かれることをオススメします。握手した人昨日３人　合計38人　　　　　＊　　　　　　＊　　　　　＊　　　　　　＊　　　　　＊今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼントご希望は　fund@hopewill.com　まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋ありがとうございます!!