『アドルフ・ヴェルフリ 二萬五千頁の王国』。
二萬五千頁の王国。魅力的なタイトルに誘われて、東京ステーションギャラリーのアドルフ・ヴェルフリ展に行って来ました。
アール・ブリュット(アウトサイダーアート)を代表するスイスの画家で、日本では初めての大回顧展。
アール・ブリュットと言ってもあまり馴染みが無いかも知れませんが、西洋の伝統的な絵画の教育を受けてない人、特に初期は精神病患者や受刑者が描いた作品の事で、アートとして扱われています。
その作品は、一般的な西洋絵画とはまったく違う。まるで常識を逸脱しているように思えるが、何かしら独自の規則性を持って描かれているようにも見える。
子供のお絵かきの様でもあり、とんでもない斬新さを表現している様でもあります。
まだ見たことも無い未知の世界を見たければ、この展覧会はうってつけです。