『5月 鎌倉天園ハイキング』。
新緑のきれいな季節が終わる前に、鎌倉の天園ハイキングコースを散策してきました。
明月院の裏から入ればお金もかからず、道もわりと平坦で楽なのですが、建長寺のお釈迦様に参拝するために、入館料300円を払って建長寺から行きます。
断食のお釈迦様に寄ってから、山の上にある半僧坊を目指します。
とにかく階段を上がって、
緑の中をひたすら足を運びます。
上がりきる辺りには天狗さんたちが鎌倉の街を見下ろしています。
最後の階段を上りきるときれいな海の輝き。
半僧坊で一息着いたらここから先は天園ハイキングコース。
最初に急な階段を上ったら、あとはわりと平坦な山道を行きます。
瑞泉寺を目指すのが一般的なルートですが、途中の別れ道から覚園寺を目指します。
こちらのコースはあまり人も通らず、森の中に1人。鶯がすぐ近くてを鳴いていたり、木漏れ日が降り注いで植物の緑がきれいだったり。日常を忘れて自然との一体感を味わえます。
ほどなくして、道に迷うこともなく覚園寺へと辿り着きました。
ここは、関東でも数少ない愛染明王さんをお祀りしているお寺。
愛染明王と言えば、縁結びの仏様でギリシア神話で言うところのクピドに通じるものがあります。
縁結びに絶大な効力があるので、男女間の事はもちろん、人間関係にも恵まれるありがたい仏様です。しかも、煩悩を断ち切るのでなく、煩悩を持つことで成就させてくれます。
覚園寺さんでは、毎日決まった時間にお堂の扉を開けてお坊さんが真言を唱えてくれます。
初夏の鎌倉でとてもリフレッシュできました。
新緑が終わると紫陽花の季節になります。梅雨入り前の新緑、機会があれば今度は長谷の大仏さんにつながる西側のハイキングコースに行きたいです。