０１５

馬路村マラソン

昨年同様今年も前日移動して、山の中で車中泊だ。手洗い用の水タンクも用意し、
昼過ぎに家を出て国道５５号を南へ下る。しかし、いつものことながら、遠いなあ～。

ようやく甲浦だ。と思うまもなくヒッチハイカーが目に飛び込んできた。これも何かの
縁。「野根から山に入るんで、そこまででもいいですか～？」
前進できればどこまででもいいとのことで、真っ黒の若い男を乗せた。
面白い人で、ヒッチハイクと野宿だけで、石川県から日本一周の最中で、５ヶ月めに最後の
四国に入ったとのこと。お金がなくなると、その土地でアルバイトをしたそうだ。
あ～、何ともうらやましい！　道中の苦労話などを聞かせてもらいながら、あっという間に
野根に着いた。これからの安全とまたどこかで会えることを祈り、握手をして別れた。
買出しを忘れていたことを思い出し、裏道を引き返してコンビニへ寄った。
多分、何日か風呂に入っていないのだろう。車の中が臭っていたので、今夜のために窓を
暫く全開にした。

という訳で、マラソンの方は、最初の５ｋｍが異常に身体が重かったのと、時計を持っていな
かったこともあって、歩かないことを目標に楽しんで走ることにした。
暑かったが、途中で雨が降ってきたりして気持ちよかった。

坂道は相変わらずきつかったが、ワースト記録の更新は免れ完走することができた。