カテゴリ:映画について
『グラン・トリノ』。
高知に戻る事になって、帰ったらすぐに観たいと思っていた。 でも高知では上映の予定がなかったので、愛知で金曜日のオールナイトで観て来た。 安城市のスクリーン数10のシネコンで、25時30分上映開始、オールナイトは1000円。 公開3週目くらいだったろうか、150席程の場内には僕を含めて8人だけでした(2人は上映開始から5分位して入って来た)。 僕(49才)は客席の真ん中あたりで、 少し前に30才くらいの男性ふたり組、 前の方に僕と同じ歳くらいの男性一人、 途中入って来たカップル、 僕のすこし後ろに高校生らしきへそを出したジャージ姿の娘2人組です。 この娘達開演前のロビーでキャピキャピ大声で話をしてた、まさかこの作品をチョイスしていたとは……。 予告編が流れ出すと前後の男2人と女2人の話し声が気になるようになり、先が思いやられたが、本編になるとそれもなくなり入り込む事ができた。 かえって鑑賞中は僕が一番声(奇声?)を発していた、クリントのセリフや行動がおかしくて何度も笑った。 約2時間はあっという間に流れてしまいました。 あっという間の実に濃厚な体験。 途中で入って来たカップルはこれもエンドクレジットの途中で出て行った。 場内が明るくなり一所懸命?ハンドタオルで涙を拭う、 観ると男2人も手が目のあたりに。 席を立ち振り返ると、2人の娘は肩を寄せあって大泣きしていて、「いいぞ娘達!」と思った(快哉!!)。 帰りは自転車で20分くらいの距離だが、家までに何度涙があふれたことか。 ぜひ、絶対、どうしても、映画を愛するあなたに観てほしい作品です。 まちがいなく、現在世界最高の映画作家である、わがクリントの、優しさにあふれた代表作ですから… あと何本撮れるかわかりませんが、また次を、と期待させるに十分な作品です。 どうにか高知で上映しないかな、でももうじきDVDが出るのかな。 ずっと更新してなくて、心はドキドキしてました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月21日 14時41分52秒
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