2010/01/16(土)13:41
リアリストになった日
今日はセンター試験らしい
二回も受けたのに、今となっては
あれ?センターって平日じゃねかったっけ?
ってな程度にまで忘れている
従兄の子が今頃受けてるんだよな
どうか実力を出し切れますように
あたしは医学部志望で浪人し
浪人生活3分の1くらいで、身の程を知った
予備校中に溢れる医学部志望の人たちをみて
『こんなに頭が良い医者志望の人が多いんやったら、あたしはお呼びじゃねぇな』
って悟った
これは挫折じゃなくて、見切りっていうんだ
8年も浪人しているクラスの長老をみて、自分の実力を見極めることも学んだ
次に興味があった分野に的を変えて猛勉強の毎日を過ごし
見事、センター試験3日前(?)にインフルエンザに倒れた
30年生きてきて、学校や仕事を病欠したのはこれが最初で最後
こんなに頑張ってきたのになんで???
これまでの努力はなに????
何であたし???
何であたしだけ???
今まで病気して学校休んだことないとに、何で今やと???
完全に心が折れて泣きまくった
初めて体験する高熱や嘔吐、脱水
心身共にかなり衰弱した
そのとき、寮に泊り込みで看病し励ましてくれてた母ちゃんが
厳しい顔に豹変して一言発した
『泣いて治るんなら泣け!』
ガツンってきた
『ですよね』
あたしの弱虫は一蹴されて
それからはジタバタせず大人しく寝込んだ
お陰で試験当日は熱が下がったので
吐き気を我慢しながらフラつく足で試験を受けに行けた
まぁセンターは惨敗したけどそれが病気だったせいなのか、実力のせいなのか
今となってはどうでもいいこと
あの時は辛かったけど
いい経験したわね
あれから何が起きてもうろたえなくなった
起きたことをありのままに受け入れる
抵抗しない
母ちゃん
娘はあの時のあの一言で、こんなにどっしり?しちゃったよ(笑)