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よく図書館にいきます。
今回借りた本の中から辻村ジュサブローさんの一文です。 新しいウィッグでご機嫌なブラ子さんに紹介してもらいます。 だから、愛おしい 「不条理のこの世で、いちばん醜くて、恐いのは、人間かもしれないね。 でも、醜いからいけないんじゃない。誰もが完璧じゃないし、どっか欠けてる。自分の中に醜さがあると気づけば、同じ泥沼の道でも、歩きやすい道に変えていくことができるし、花も咲く。 でもねエ、せっかく花が咲いても、他人の花が羨ましいのも人間なの。自分は赤い花を持っているのに、黄色がいいわとなっちゃう。おかしい生き物なのよね。知恵をもらったばっかりに、どうしようもない生き物だと思う。だからこそ、愛おしいのよね。 こんなこというと、きれいぶってるといわれて、傷ついちゃったりする。 人付き合いもすごーく嫌だけど、でも、たまらないくらい愛おしい」 妙に納得するブラ子さんとしゅがりんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.13 19:53:39
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