今回のスペイン行き(小僧の村)での話。

バダホスの仕事を数日で終わらせて

おいらが海の家に出発しようとしてた朝

モデストーにちょっと釣りを見に来ないか？

って誘われた。それで、

朝の数時間だけ同行することにしたんだ。



そのパンタノ(La Albuera)はアルブエラってとこで

前に日記に何度も書いたとこだよ。↓



今年も例年通り６月に徹夜釣り大会があったので

その時の足場が残ってた。



釣り始めて数時間でたくさん釣れた。

うわぁ、ラッキー！って思った。



釣ろう！って思ってる時に釣れなくて

やる気が無い時に釣れるのは

ナンパににてる。笑



おいらに時間がないので、

正午前に帰ることにした。

問題は魚籠(ビク)の中の魚。

ここのパンタノはこの時期、

テンカ、tenca（魚）は１人２匹しか

持ち帰れないんだ。



そして、我々から数十メートル離れた所には

監視員(公務員)がいたのだ。



我々は静かに帰り支度をして、

魚籠の中の魚を湖に戻さずに

乗ってきた車に積んで、釣り場にいる

人達に軽く声がけして車で帰路についた。

監視員は追って来なかった。



この監視員、モデストー、その場にいた釣り人は

お互いすべてを知ってる関係なんだ。

名前はもちろん、お互いの家族構成まで・・・

監視員はモデストーが余分に魚を持っていったことも・・・

もちろん知ってるよ。

バカじゃないからね。笑



この朝、監視員はモデストーとおいらの所を

よそよそしく通り過ぎて行ったんだ。

だけど、考えてみれば、これおかしいんだよ。

普通なら賓客のおいらに言葉をかけるのが常識だよ、

だって村の人間はみなおいらのことは知ってるから・・・汗

監視員は例えば隣村の人がいればすぐに

釣りの許可証の有無をたずねるよ。



つまり監視員はモデストーとおいらのことを

故意に無視していたことになる。



あのね、この時期、つまり夏は湖の渇水状態で

毎年たくさん魚が死ぬのが普通なんだ。

それも判断して監視員は釣り人に規定以上の

魚を持ち帰ることを許すこともあるんだって。

但し、毎日、たくさん魚をもってくと、

待った！(罰金)をかけるそうだ。

スペインでも欲張りはダメなんだよ。笑

モデストーは最近はこのパンタノには

ご無沙汰だったから、

それで見逃しの対象になったのかも？



いや、それとも監視員がおいらの顔を

一年ぶりに見たからか？

なんちゃって！笑



PS
モデストーがたくさん魚を持っていったことには

理由があったのだ。

実は村の魚釣り仲間約２０名を

週末に自宅に招待してたんだよ。

そじゃなけりゃこんなにたくさん魚食べれないよ。

普段はモデストーとルイシーの二人暮らしだからね。

そして、監視員はそのことも知ってるんだよ。

僻村の村って監視員の仕事もたいへんだね。笑






↑　マジ11時間ぶっ通しでやるの？( ＞＜ ) 釣り大会は24時スタートで翌朝？昼？11時まで
2010/06/07日記




↑　椅子の上で居眠り？みんな村に帰ってしまった( ＞＜ )徹夜釣りでボロボロ
2010/06/08日記



PS
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