2005/07/24(日)17:45
続、友達。
最近、思うことがある。
私は、(ページタイトルにもあるけど)二十歳のとき母親になった。
その時は、私の実家で、私たちと、私の両親、妹と一緒に住んでいた。
私の両親はまだバリバリ働いていた。私は働きに出ず、まだ赤ちゃんのこうすけの世話をしながら、母と協力して家事をしていた。
あまり、外には出なかった。買い物にもそんなに行かなかった。母が行っていたし。
不思議と苦痛ではなかったのだが(もともとインドア派の人間だし)、近所の人は、「○○ちゃん、ちっとも出かけないね」と噂していたそうだ。
おとなしい性格の私は、児童センターとかに行っても、なかなか友達はできなかった。。。
それでも、ほぼ定期的に児童センターに顔を出した。こうすけのためを思ってのことだった。私のようになってほしくなくて。
そのうち、こうすけが1歳を過ぎた頃、私たち夫婦は、こうすけを連れて私の実家を出た。
簡単に言えば、我慢できなくなったのだ。
ちいさなこうすけの前で平気でタバコを吸う父、実子に言っていいことと悪いことの区別がつかない母、夜遊びする妹・・・何より父の母への暴力・・・
止めに入るとなお悪くなる。。。
見ているしかない状態・・・それを見て育つこうすけのことを思うと、やりきれなかった・・・
こうすけがいなかったら、きっと我慢していただろう。
みんな、ちゃんといいところだってある。
旦那は、暴力をふるわれる母のことを心配したが、それでもやはり、小さいこうすけへの影響を一番心配した。
私たちが出て行けば、「これ以上暴力をふるうことで母まで出て行かないように」と、父が暴力をふるわなくなるのではないかという期待もあった。
でも、なにもかも関係なかった、その時は。とにかく、私はすべてがイヤだった。
自分の肉親の文句を言う旦那も、
私の大好きな人の文句を言う両親も、
誰も彼もが嫌いになりそうで、それが一番イヤだったのだ。
そして、旦那の実家での1ヶ月の生活を経て、今のアパート生活がある。
実家を出て、本当によかった。
アパートの子供たちは、みんな素直で明るい。そしてかわいい。
ボロくてせまいけど、ちょっと外に出れば、こうすけと私の友達がいる。
そう、アパートに越してきてから、少しずつ友達ができた。いわゆるママ友というヤツだ。
たまたま同じアパートに、以前児童センターで出会っていたあゆちゃんママがいて、そこから輪が広がったのだ。
だんだん、はじめは寂しかったアパート生活が楽しくなってきた。
友達と会うようになって、「お前、前より明るくなったな」と旦那に言われた。
私の友達は、みんな優しくて、気配りができる、素敵な女性ばかり。
だから私は嫌な思いをしたことがない。(ひょっとして私はさせてたりして。させてたらゴメン)
みんな、私を若い小娘としてでなく、自分と同じ、子を持つお母さんとして接してくれる。それがすごくありがたい。誰にでもタメ口きいてく、世間知らずで、ドジでバカな私に、よくしてくれて本当に嬉しい。
私がちょっとしたことで、「気を悪くさせちゃったかな」と思うときでも、逆に「ごめんね」と謝ってくれる、友達。
気遣い上手な友達に、私は本当、まだまだだな、と思う。
こんなとき、やっぱり、私って若造なんだ~、と、痛感する。
まだまだ、大人にならなきゃいけないことだらけで。
頑張ろう。。。ホント!!
人気blogランキング