鮎も着々放流
5月になってもサクラマスのこと書いてましたが、鮎の方も着々放流を積み重ねています。昨年の2015年足羽川の解禁は、見事な『お祭り』だった。放流では琵琶湖に流れ込む川へ上る湖産天然遡上鮎をしっかり放流していたこと。例年は5月下旬にしか調達出来ないのが、昨年は歴代最も早い5月1日から放流できた。水況では梅雨入り前の水が少ない時期で、鮎が警戒して釣れ止む解禁日が多かったが、解禁の2日前に雨が降り、増水の引き水で解禁日を迎えたおかげで、鮎な次々と釣れた。ポイントが警戒よりも直に回復することで、午後になっても釣れ止むことが少なかった。結果50匹を超える釣果が軒並みあり、それも成長の早い湖産鮎でサイズも肉付きも良い。最高のスタートが好条件の揃ったおかげで実現できた『お祭り』だった。なかなか好条件が揃うことは難しいが、2015年はそれが実現出来たのだ。今年は・・・実は湖産天然遡上鮎は、昨年同様5月のGW中に足羽川に放流することが出来ました。2年連続ですが、これは本当に珍しいことです。そして今も、放流作業を継続しています。7,000kgが放流予定です。6月11日解禁に照準を合わせての放流です。そして昨年のように、平水よりも高めで解禁を迎えることが出来れば2年連続の『お祭り』を実現できます。今年は雪も少なく、山が水分を蓄えていないので、雨が降らないと川は直に減水になります。2016年の『お祭り』の実現のために、コンスタントに雨が降って欲しいものです。