札幌に呼ぶぞ!真駒内150億円競技場…道、市が建設構想(報知新聞・2009年元旦付)
世界陸上を札幌に―。道と札幌市は、札幌市南区の道立真駒内公園に将来、陸上世界選手権開催可能な新陸上競技場を含む、総合運動公園建設構想を持っていることが明らかになった。実現した場合、道陸協も「世界陸上」の札幌誘致に乗り出す構えだ。道内で日本陸連第1種公認競技場は現在、札幌厚別公園競技場(厚別区)だけ。道陸協には昨年までに、日本陸連から同競技場を会場にした「2011年日本選手権」開催要望があったが、電光掲示板整備やサブトラックの全天候対型への大改修が必要で、さらに強風で公認記録の出にくい悪条件もあり、誘致を断念した。しかし、真駒内公園の新陸上競技場建設にGOサインが出た場合、総工費約100~150億円で収容人員は3~4万人、国際大会も開催可能となる。道陸協関係者は「新競技場建設気運が盛り上がれば、 それに合わせ当然、 日本選手権や世界陸上誘致に動き出すと思う」と話している。