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カテゴリ:つれづれ
こんばんは。先ほどようやく電気が復旧いたしました。
お陰さまで、ゆちき、ゆうきち共に無事でございます。旦那もまだ東京ですが無事を確認できました。 昼間、家で作業をしておりますと小さな揺れが始まりました。 それは次第にひどくなり、ただただおろおろするばかり。 とるものもとりあえず、雛段から落ちそうになっていたお雛様とお内裏様を掴んで、揺れが収まるのをまつしかありませんでした。 ゆうきちは放課後学級でまだ学校におりましたので、電気のブレーカーを落として迎えに行きました。 運動場で三角座りをしているゆうきちを見つけた時、これは現実に起こっている事なんだと思い知りました。 我が家では普段からの備えがありませんでした…。 いえ、あったのですが、いつの間にか消費してしまいそのままになっていたのです。 近所のミニスーパーは停電を理由に閉店しており、一旦家に帰って軽く荷物をまとめて少し離れたコンビニへ、とりあえず食料の確保に向かいました。 停電した店内には長蛇の列。陳列棚のおにぎりやパンは既に売り切れ。 三人家族に必要な水と、クラッカー、チョコレートと電池を買いました。レジの横にあったピザまん、とっても嬉しかったです。 バーコードに慣れた店員さん達は一所懸命に電卓をたたいて精算して下さいました。 日の暮れかかった店内は、薄暗くて、おまけに人だかりで、本当に有難いと思いました。 そんな状態でも、領収書が欲しいとか、たばこをくれなどと言っている方がおられたのには閉口致しました。 家に帰ると、もう夕闇に包まれていました。 明るいうちに引っぱり出した蝋燭に火をともして、ゆうきちと二人買ってきたものを口にしました。 電話も全然繋がらず、暗闇のなか、手動充電のラジオを聞きながら過ごしました。 散らかった部屋の中に布団を敷いてゆうきちを寝かせました。 何度も何度も余震がきます。 ふと、窓の外に目をやると、御向かいのマンションに電気がついていました。 やっと離れた家族に電話が繋がりました。 今テレビをつけたばかりですが、信じられない光景が写っています。 被災なさった方々へ心からお見舞い申し上げます。 これを読んで下さって、少しでも御心が動かれたなら、どうぞ今一度防災用品のご準備をお願い申し上げます。 今こうしてブログを書いている事が、もしかしたら不謹慎なことかもしれませんが、少しでもどなたかのお気持ちを動かすことが出来れば…と願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月11日 23時03分20秒
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