久しぶりのヤツとの遭遇
夏の間には1、2匹遭遇する事がある、私も含め皆さんが大嫌いな虫、その名もクロゴキブリさん。今年は玄関にでかい成虫が一匹現れた。家の中で増えている様子はないので、隙間から入ってきたものと思われる(思いたい)。衛生害虫として不動の地位を誇る彼らだが、人体に及ぼす影響はあまり無く、どちらかというと不快害虫の要素が大きい。並んで嫌われるアシダカグモやオオゲジでさえ、最近はゴキブリ駆除のエースとして益虫扱いされているくらい、人間の敵として位置づけられ嫌われるのはちょっと可哀想な気もするのだが、私自身も他の虫は平気なのに、彼らだけは受け入れ難い大きな壁があるのは不思議だ。体の構造もバッタやコオロギとさほど変わらないのに、部屋に一匹現れるだけで人を絶望の淵に追い込む存在感はなんなのだろうか。