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出産・堕胎・水子・赤ちゃんの命の話

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2019.02.16
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★大熊良樹理事長の「救命の現場」から★ 

「いのちを守る親の会」の電話相談室。

妊娠初期では妊娠6週から12週にかけての妊婦さんの電話が多い。


  昨日も深夜まで、妊娠12週の妊婦さんから電話をいただいていました。その前は夕方に妊娠8週の妊婦さん。
今日の早朝にかかって来たのは妊娠6週の妊婦さんからでした。

・・・妊娠週数は、受精の前の生理のはじまりの日を「0週0日」として起算します。
受精時点を「2週」として、その2週後の4週0日目が次の生理予定日。
ですから・・だいたいの方が、妊娠6週目(受精から4週:1ヶ月後)から「妊娠」に気付き始めます。
どんなに早くとも、基本的に「気付いた時には、既に妊娠6週以上なわけです。」

生理不順の方は気付くのが遅れたりしますが、ホルモンが変調しますので、
だいたいの方が5週から6週で体の変調に気付き、
6週から8週にかけて、薬局で買った「妊娠試薬(検査薬)」で「陽性」「陰性」の確認をしてから、

産婦人科に診察に行く妊婦さんが多いようです。


 私には6人の子供がいますが、それでも・・初めて妻が妊娠した時(31歳)には
「お腹が痛く、吐き気がする」という妻に
「食べ過ぎ」か「食中毒だね」といい・・内科病院に行き、

「おめでた」だったという実に(笑えない)恥ずかしい思い出があります。
あとでお聴きすると、 医師の世界には「女性の腹痛はまず妊娠を疑え」
ということわざがあるくらいだそうです。

(備考):ちなみドラマなどのシーンに出てくる「言葉」。「おめでたです」「おめでとうございます」は周産期医療の世界では禁句だそうで、
出産までは「おめでとうございます」という言葉は基本的に使いません。
基本的に出産した時に言う言葉です。


具体的には、お医者様は、診察(検査)結果として「陰性です」「陽性です」。
「赤ちゃんです」「妊娠です」などと表現されます。

 6週から「妊娠試薬(検査薬)」で判断の目安がわかるのと・・
8週からは「つわり」などのお知らせ現象があるので、
いのちを守る親の会にも、早くて「妊娠6週から12週」のお母さん(妊婦さん)からの電話がかかり始めます。
 多くの妊婦さんが妊娠に気付く時期は、「2週引くと」彼と(赤ちゃんのお父さん)と男女関係を結んで1か月から、1か月半後という事です。

「いのちの相談電話」にかかる電話(1回目の相談)の実に
「3割が妊娠6週から妊娠12週」の妊婦さんです。
ちなみに残りの「5割が妊娠13週から妊娠21週6日まで。」

「2割が妊娠22週以降の妊婦さん」の相談電話の割合になっています。

(備考):妊娠4週~15週を「妊娠初期」・妊娠16週~27週を
「妊娠中期」・妊娠28週~妊娠40週を「妊娠後期」と言います。
40週0日が出産予定日ですが、単なる目安で、個人差がありますので、

あくまでも予定日は、統計上の予定日くらいにとらえておいて下さい。
(ただし日本での正期産は37週0日~41週6日です。)


※早すぎず遅すぎず出産に安全な時期。42週以降は死亡率が少しずつ上がるからなのです。

6週から12週の妊婦さんが煩わしく思いがちな「つわり」は精神状態や環境の影響もあるようですが、

ホルモンの変調から起こるのですけれど、


(1)赤ちゃんを産むための準備としての変調であること、

(2)赤ちゃんの存在を示すためのお気付け(お示し)でもあるのですから、

心持としては、「つわり」を忌み嫌わずに、その「つわり現象(現れ)」自体を「赤ちゃんが元気に生まれるための作用だ~」と喜んで、
「ありがたい作用だなあ~」と感謝すると、こころが極めて楽になると、
多くの妊婦さんから報告いただいています。(大熊良樹)






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Last updated  2019.02.16 14:43:57
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