ニュース9 重度障害者の国会議員、「あかさたな話法」で首相に質問
重度障害者の国会議員、天畠大輔氏が「あかさたな話法」で首相に質問 「温情主義的だ」と障害者施策を批判●記事元https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/tenbata-sitsugi○ざっくり解説れいわ新選組の参議院議員が、障害者施策について主に二点質問。・障害者への合理的配慮について・精神科医院における身体拘束の事例が10年で2倍以上の質問の際、天畠氏は、あからたな話法を用いて質問、答弁している。今回特に注目したいのは、天畠氏の質問や意見内容もさることながら、そのコミュニケーション手段である、あかさたな話法です。詳細は以下の動画や記事で知ることができます。※関連動画あかさたな話法https://youtu.be/GPwQu50JeuE※関連記事天畠氏とあかさたな話法についてhttps://sonomama-j.com/%E3%81%82%E3%81%8B%E3%81%95%E3%81%9F%E3%81%AA%E8%A9%B1%E6%B3%95/障害者への合理的配慮とは、階段の段差を無くしたりスロープをつけたりなど物理的な対応から、当事者の症状を理解した上で労働環境を整えるなど制度的なものまで多岐にわたります。天畠氏は今回の質疑を通じて、まさに合理的配慮について、わかりやすく一般社会へ提示したとも言えます。つまり、質疑するときにかかる時間や通話者の準備等の様々な障害者への配慮こそが、まさに合理的配慮の説明になっているというわけです。今回は質疑の持ち時間30分とは別に、質疑にかかった時間19分を、合理的配慮として国会は対応しました。一見当たり前のようですが、一般社会全体ではやはり配慮が至らないからこそ、今回の天畠氏の質疑だったのかなと思います。障害福祉関連は、戦争や宗教、政治と言った話題に埋もれがちなテーマです。あまり大々的なニュースではありませんでしたが、色々初めて知ることも多く、見落としがちな人権の理念に立ち戻る意味でも、かなり重要なニュースかなと思いました。😌※関連資料リーフレット 合理的配慮を知っていますかhttps://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/pdf/gouriteki_hairyo/print.pdf