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石割桜 ; 塗炭の苦しみ

石割桜 ; 塗炭の苦しみ

がん検診のはずが…。

《モラルのない最低な出来事》
10年近く前、同僚から乳がんの検診を受けた方がいいと、何度も言われ、いつもは気にかけていないことだったのに、乳がんの検診を受けてしまった。
 近くの、東京医大霞ヶ浦病院で。
看護婦から、ブラジャーをはずすように言われた。スカートもはずすように言われ「?」と思ったが、たいていの人は、看護婦の指示に従うと思う。ショーツ1枚で、ベッドで横になっていた。すると、白衣を着た医師と思しき男が、にやにやしながら入ってきた。その時点で、ぞっとしたが、我慢した。さらに、乳がんとは関係のない、下半身へ目線がいっているのがはっきりして、不快だった。
 にやつきながら、胸を触るのが、おぞましく、私は、目線を避けた。その後、この男は、ベッドに上向きに横たわっている私の上に、重なって寝そべってきた。(何。これ!)と思ったが、検診を受けたことがなかったので、こんなものなのかと我慢した。すると、看護婦は、その上から、バスタオルをかけてきた。(これが、検診?いやらしい)

 私は、こんな耐えられないことなら、二度と受けないと誓った。

 ところが、ところが、である。その後、4年ほどして、転職先の職場の同僚から、そのときの話を向けられた。誰にも話していないのに、なぜ? と思った。
 
 私が医師の格好をした男から、胸を触られたとき、私が感じていたと、ありえない話に作り替えられていた。 誰が、検診で体に触れられて、感じるなどという人間がいるのか?

 私は、そのときの耐え難い状況を思い出すだけでも、腹立たしく、さらに、まるで、私が喜んだ、いかがわしい女であるかのように、おもしろおかしく噂をされていると知って、屈辱に耐えられなく、今だに、怒りは収まらない。

 その女性から聞いたことでは、その病院では、医師資格も、看護師資格もない人間が、「やらせてほしい」と頼むと、医師の代わりに患者の体を触ることが出来るというのだ。 医学的知識もなく、モラルについて学んできていない人間が、公然と女の体を触りたいために、白衣を着て医師のふりをしていることを、あ、くじ、を平然と行っているところが、病院なのでしょうか。


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