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2007.02.02
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カテゴリ:CS鑑賞記
前々回、「今スカパーはウルトラマン祭」なんて書いたけど、実はそんな風に括れる(しかも密かに私がハマっている)ものがもうひとつあって、テレビ朝日のCSチャンネル=藤子不二雄チャンネルと化しているのであった。

今現在放送されている藤子アニメ。
「パーマン」「怪物くん」「忍者ハットリくん」「オバケのQ太郎」(←いいのか?放送しても)「ウルトラB」「ビリ犬」「21エモン」「プロゴルファー猿」「ちんぷい」…これに時おり「ドラえもんの」の映画が掛かったりして、藤子アニメの百花繚乱状態。あ、どこかのアニメチャンネルでは「キテレツ大百科」もやってたな。ちなみに、パーマンも怪物くんもハットリくんもオバQもみんなリメイク版ね。そこんとこヨロしく。

みんな80年代に放送されていたヤツで、妻の世代が観ていた頃の作品ってことになる。ということで、ウルトラやバロムワンやガッチャマン2の合間に時々一緒に観てるんだけど、主題歌なんかも一部を除いて妻の守備範囲。くそう、それ以前のアニメなら、大半の作品で歌から声優からストーリーから見どころから全部語れるってのに、なんか訳もなく悔しいぜ。「ウルトラB」の主題歌をテレビと一緒に歌っている妻。おぉ、私も修行と探求が足りないぜ。パーマンのエンディングテーマ、今頃ハマっちまった。どこかに藤子アニメベスト盤CD売ってないかな…。

いやいや、けっこう観ていて作品自体にもハマってる。特に私が気に入ったのが「21エモン」と「プロゴルファー猿」。
「21エモン」って、あのキャラでしっかりSFしてるストーリーが魅力だね。しかもわかりやすい。って、この“わかりやすい”ってのが藤子マンガの大きなポイント。「ウメ星殿下」に登場したゴン助ってロボット(スターウォーズのC3-PO似のロボットにして、それ以上に魅力あふれるキャラ。っていうか、元々ゴン助の方が先に生まれたキャラじゃん)がこの「21エモン」にも出てくるけど、懐かしくもあり、おもしろくもあり。
「~猿」は、あの、あの!あのドラゴンと今ちょうど対決の最中。作品中一番のベストバウトで大好きなエピソードだけに燃える!(ついでに-失礼!-水木一郎の主題歌もGood!)
ヌンチャクドライバーにトンファーアイアン、そしてドラゴンの名前とくれば、答えはただひとつブルース・リー!(一応断わっておくけど、超電子バイオマンの青いヤツのことではないぞよ)。上半身裸で黒のカンフーパンツ(らしいゴルフパンツ)のみ身にまとい、フランケンのようなキャディを従えてコースを回るドラゴン。カァ~ッコイイ~!やたらとフェアプレイなところも、しっかり猿くんを称えるところも泣かせる。ドラゴン、いいヤツだ(そういや昔、原作マンガでドラゴンが打つときの、インパクトの瞬間の効果音“怒牙ー!”ってのを、私は素直に「どきばー!」と読んでたことを思い出した。あれって「ドガー!」じゃん、と気付いたのは何年も経ってからのこと…恥!)

それら2作品はともかく、基本的にアニメ化された藤子マンガって、何気ない日常を送る子供の世界に異形の者が飛び込んできて、ってパターンなんだよな。同居する少年はマジメでちょっと気弱。少年の周囲にはマドンナ的少女と番長、金持ちのキザ、秀才君など、 “(同居する)少年みたいな性格の男の子がそんな同級生たちとつるむか?ふつう…”的な子供たちが配置されるんだけど、これもう判で押したようにどれも同じなんだね。
で、そこで起こる事件も、実に、実に些細なものだったりする。学校に遅刻しそうになったり、番長にいじめられたり、たまにお父さんとお母さんがケンカしたり、あぁ明日学校で水泳大会があるんだけどボク泳げないどうしよう、だったり。
パーマンにしたって、せっかくパーマン戦隊かファンタスティックフォーかといった、みんなスーパーパワーを持ち合わせながらご近所規模の事件ばかり取り扱ってるんだもんな。

といってこれ、けっして不満だとかケナしてるんじゃない。むしろ、殺伐とした今の世の中にほほえましく映るんだな。しかも、悪いことをたくらめば(ったって、ズル休みとかそんなレベルだけど)かならずしっぺ返しはくるし、良いことすれば何かしら報われる(100%完全に、ではないけどね)っていうところもしっかり押さえられてるし。ヘタな教育番組や、刺激ばっかり求められる、しかもゴールデンタイムに放送されているバラエティ番組なんかよりよっぽど子供のためになる気がするな。あと、エピソードに世の時勢が入ってこないのもいい。だからいつ見ても古びない(この辺サザえさんや星新一のショートショートに通じる)。
子供だけでなく、世間のしがらみに疲れたお父さんお母さん、たまには藤子マンガのSFワールド(これを本来の“サイエンスフィクション”でなく“少し(S) 不思議(F)”と語った藤子不二雄さんのセンスがいいね)に浸ってみるのも、いいと思うよ。

あっ、今CSでやってる藤子アニメで気がつくのは声優陣。パーマンの三輪さんなんて、昔のパーマンでも主人公(ミツオくん)の声をやってたんだから(ついでに主題歌も)恐れ入るよなぁ。二代目怪物くんの野沢雅子さんも、他の藤子アニメとの掛け持ちがすごい。
で、さらにスゴイのが肝付兼太で、もうどの作品を見ても何かしらのキャラで顔、いやいや声をアテてるんだもんなぁ。藤子ワールドになくてはならない声優さんだ。

そんなわけで、次回の列伝。藤子アニメ+肝付兼太、といえば、代表作はスネ夫、いやそれ以上にあの人だ!の、ヤリ持って大暴れする、今では観られないあのキャラの歌を。





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Last updated  2007.02.02 20:44:33
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