きまぐれMAT

2007/07/24(火)21:15

つくったぞ!スパゲティ

etc(152)

ところで昨日、一昨日の夕食は自宅でスパゲティだった。 それがどうした!?と思われる方もいらっしゃるだろう。ところが今回、生まれてはじめてパスタからつくってみたのだよ、フッフッフ。 話は3日前、つまり先週の土曜日の夜に戻るんだな、うん。 その夜、たまたまCSで料理番組を見ていた妻と私の目が、画面に釘付けになった。 パスタを自作しとる!おぉ、美味そう! それまでポポ○やマ○―製の“○分茹でればOK!”パスタしか使ったことのない私たちだったが、その映像を見て、もしかしたらウチでもつくれそうじゃん?とその気になった。特に、太目のパスタにホタテとシメジ、エリンギのクリームソースを絡めたヤツが実に美味そう!パスタ好きに加え、思い立ったら即行動!の私たちは、翌日さっそくスパゲティカッター(正式名称は知らぬが、平らにしたパスタをローラーに突っ込んでハンドルを回すとニュルニュル等分に切れて出てくる器具)と、大根おろしならぬチーズおろし(?)、それと食材を購入したのであった。 本来はセモリナ粉を使うそうだが見つからなかったので断念。ボールに薄力粉と強力粉を100g、そしてタマゴ1個に、塩とオリーブオイルを少々。それらを混ぜる。混ぜる。こねる。こねる。時おり水を加えながら、さらにこねる。あ、水は入れすぎちゃダメダメよ。どエラいことになるからね(最初、これで失敗した) だんだんお餅のようにまとまっていく。子供の頃の、粘土遊びを思い出す。はじめはベタベタ、やがてそれが薄れ、ダマにならないよう充分にこねたら(親指で押して跡がつくぐらいになったら)ラップしてほっとく。これが大切らしい。 本格的につくる人は何日もほっとく(寝かしとく)とか。しかしせっかちな私たちは1時間半ほどで次の工程へ。 塊となったパスタを平らに伸す。そしていよいよスパゲティカッターに。いや~これが早くやりたかったのだな。 まず、刃のついていないローラーの方で、さらに薄く伸ばす。次にカッターの方へ。 ハンドルを回す。おぉ、切れてるじゃん!(あたりまえか) 薄力粉を表面にまぶすのがポイント。切れたパスタをボールの中で軽くほぐす。これで生パスタの完成だ! その間、妻はクリームソースをつくる。頃あいを見て、鍋にパスタと、塩をひとつまみ入れて茹でる。3分ほどして、できたソースの入ったフライパンにぶち込み、絡める。 皿に盛って、上からパルミジャーノチーズのかたまりをチーズおろしで削りながらふりかける。バジルの葉っぱを乗せ、完成!! さて、ついにこの時が来た。食する!うんま~い!!!♪我が家は焼肉屋っさ~ん!じゃなく、パスタ屋っさ~ん!もちっとしたパスタの食感がなんともすばらしい!なんとなく本格指向って気がするぜ(自画自賛!)いや、本当の食感がこれでいいんだろうか?と疑問にも思うが、ま、美味かったから良しとしよう。 気を良くした私たちは、翌日も再び自家製パスタづくりに励む。ちょい辛トマトソースに挑戦だ! …いやね、ソースは前日にも増して完璧にできたのよ。もとい、調理してくれたのよ。問題は私のつくったパスタ。スパゲティカッターがいくらがんばって切ってくれても、ほぐす段階でなぜかまたベタベタとくっついてしまう。薄力粉をまぶしてもあまり様子が芳しくない。最終的にはなんとか形になったけど、う~む前回の方がパスタらしく出来たぞ?あなどったなこりゃ。まだまだ修行が足らん(あたりまえか、パート2 でも結局全部食べた。味は良かったからね) しかしまぁ、たまにでも自分で作ってみると面白いやね。と同時に、世の料理人さんたちの苦労も垣間見た気になったな。商売とはいえ、やはり毎日お客さんを満足させられる料理をつくるのって、大変だ。新しいメニューの考案も含めて。あ、毎日三度々々の献立を考えつくる世のお母さん、お嫁さんの苦労も! それにしてもパスタづくり、上手くなりたいなぁ。今度はもっと手際よく、美味しく…。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る