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人間くさい
この前、久しぶりに京都で食事をしました。 コロナ禍の中、半年ぶりかな。 友人が、行きたいイタリアンがあるというので、その店を夜、 せっかくなら昼食事、夜食事となりました。 結論、夜のイタリアンまずい。 昼は祇園の日本料理店で、良かったですが、 メインの夜のイタリアン、料理以前の問題かも、と、 人間くさくない、料理まずいならせめて自分を売れ、と。 一緒に言った友人も、私ほど辛口評論家でないのだが、 珍しく、 このシェフ、何を出したいのですかね?と。 よく私はいう言葉で、 コース8品の中、7品は、普通(まずいはダメ)、 しかし、 1品が、どこの店よりも、はるかに美味しいし、ここにしかない料理、 ならば、この店に来る意味がある、と。 あと、必須要素は、 料理を売る前に、自分を売れ、と。 僕は太鼓、叩いてくれれば、声は出ます、 大きく色んな事を聞いてくれれば、大きい音を出します。 さて、京都の話。 カウンター席だったので、イタリアのどの地域で働いたのか、その地域知っていますよ、食材の話の時も、こちらから話すが、すべて句読点をマルで終わる。 会話はキャッチボールでしょ! 極め付けは、この店を絶賛している京都のイタリア料理のオーナーが、 私とイタリアで2ヶ月一緒に勉強していたことを、この店に入る直前に検索で知り、私と彼との関係は話さず、 彼は、この店によく来ますか?と。 はい。 おーい、それだけか。 全ての会話、マルで終わらすなよ。 こちらが興味を持ってこの店に来て、会話もこちらから、イタリア話を誘っているのに、のってこない。 これだけ話しても、句読点マルでは、 お客に興味ないという態度は、この店に興味持ってもらうことなんかできるかい! 今、当店では、興味を持ってお食事にお越しいただいている実感が有ります。 私はもう20年以上お店をしています。 はっきり言いますが、昔はひどかった、本当にごめんなさい。 今は、太鼓です。 しゃべること大好き。 楽しんで欲しいの一言に尽きる。 せっかく、一瞬でも、出会い、私は真剣に料理する、 お客様は楽しむ、会話は必須要件。 ワインを飲むと、怒涛の会話をします。 興味のある方は、カウンター席をご希望の上、 いきなり喋りかけて下さいね。 一度一会、人間力。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 4, 2021 10:51:07 AM
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