イタリアワインマニア

正解は？何か。


ある食材があります、その食材の状態において、どのような火入れ、アプローチが正解なのか、いつも考えます。


採れたてカリフラワー、皆さん、
火入れどうしますか？答えは最後。


スナップえんどう、茹でる時、何秒ですか？状態によります。


ブロッコリー、生のヤングコーン、茹で時間は？
茹でてから、どうしますか？
より美味しくするために。

じゃがいもを茹でて、どの食材と合わせ、アンチョビを使ったならば、
あと、絶対合わせたい食材は何ですか？
より美味しくするために。

茹で時間は完璧です、その食材をパスタと合わせる時、どのタイミングで合わせるのですか？


正解を知りたくてしょうがないない方は、
素敵な方です。


キノコ、豚肉各種、鶏肉各種、牛肉、羊、鴨、猪、鹿、など、
正解の火入れは？



これは全て、個体差、そのものに状態により、自分で感じて、
考えなくてはいけない。

私もネットを検索します。
私の答えとネットはかなり違う、もっと言えば、
正解は書いてないことが多い。


正解は、失敗を繰り返して食材と向き合う事。ゆえに答えがでてくるが。
しかしながら、難しい、何故？


火入れして、最高の状態にしても、
どの食材と合わせ、最高に組み合わせにするのか？
組み合わせにより、状態最高でも、最悪になる。


正解は、その時その時間その時の食材状態で変わる。


特に私はイタリアン。


皆様にとって日常でない食材、組み合わせ、などを提案している。
空想では無く、ロジックに基づいている。


トリュフでも黒トリュフ、白トリュフ、黒でも種類豊富、
なにに合わせるのか正解なの？


正解を知りたくて、日々モンモンと考えています。
組み合わせを発見するするのみでも大変、それから火入れの妙を考え、
自分は何を提案したいのか。


野菜、無農薬、減農薬、色んな考えがあり、
その食材に向き合う、正解を求める、かなりの事。


お客様の方が、正解を知っているのでは。


食材の数、季節の応じて、もしお客様の中で、
こんな正解を持っている方が入れば、教えてくださいね。


あとは、パスタ、リゾットなど組み合わせます。


食材と野菜、スパイス、相反するものなど、
あるんです、正解が。


いつも、春夏秋冬の食材の正解が知りたい、そしてイタリアンに組み込みたい。

毎日が勉強。


自己採点100点などあり得ない。
もっと美味しい提案ができるはず。

何気ない事が重要。


カリフラワー生でしょ！


バジル地面から　20センチくらいで根っこから引き抜いたものでないとダメでしょ！


バジルサッと茹でなきゃ！


塩は何を使うの？
そこらで買う塩でステーキなどあり得ないでしょ。
塩は重要。

粉は何、卵は何、そこをわかっていないと手打ちパスタしたらダメでしょ！


食材はものすごい数、季節もある、食材の出始め、終わりでははるかに違う。

フルーツにも全力で勉強し、食べ尽くす。

野菜、魚類、肉類、フルーツ、ナッツ、スパイス、粉、卵など
追求の必要性。

火入れ、提案の技術、お皿、構成力、



料理人、考え、作ることが好きな人でないと、
正解を求めないね。


そこまでして求めたいのは、良い食べ手です。


お客様が店を育てますとは、格言ですね。
良い食べ手と出会いたい。


お前の100％を出して欲しいと言って頂ければ、ものすごく嬉しい。


さぁ、正解を探しに行こう！