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へっぽこっ♪ニャートレーダー「まめ」の株損害事件記録簿

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全て | かぶ | 五郎
2026.02.10
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カテゴリ:かぶ

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11. 戦場:午後6時58分の焦燥
都内某所、大手スーパー「ギガ・マート」。 そこは、ポイ活次郎にとっての「ウォール街」であり、同時に「コロシアム」でもあった。 次郎は入り口でカゴを手に取ると、一瞬で店内の湿度と客層をスキャンする。

「……計算通りだ。今夜は雨。客足が鈍い分、**『半額シール』**の投下タイミングが通常より3分前倒しされるはずだ」

次郎の装備は完璧だった。 両手には、摩擦係数を極限まで高めた軍手(ポイント交換品)。 足元は、床との静粛性を保ちつつ急加速を可能にする、アシックスの最高級ウォーキングシューズ。 そして胸ポケットには、数多の修羅場を共にしてきた「自作・バーコード高速スキャン端末」が、獲物を待つ獣のように静まり返っている。

12. 敵影:割引のハイエナたち
惣菜コーナー。そこには、次郎と同格、あるいはそれ以上の殺気を放つ「常連」たちが集結していた。

「値札の未亡人」:店員の動きを1ミリ単位で予測し、シールの粘着面に触れる前に商品を確保する。

「割り込みのトメ」:カートを盾に他者の進路を塞ぐ、空間支配のスペシャリスト。

次郎がコーナーに足を踏み入れた瞬間、空気が凍りついた。 「……フン、安い殺気だ。貴様らの狙いは『和牛』か『高級寿司』だろうが、私が見ているのはその先だ」

次郎の視線は、一パックの**「見切り品の半額しらたき(18円)」**に注がれていた。 「食物繊維あたりの単価、および容器の再利用価値……。これこそが今夜の『最大効率』だ」

13. 決戦:シールの舞
午後7時整。 「半額シール」の銃(ラベラー)を携えた店員が登場した。 それは、血で血を洗うオークションの開始合図(ゴング)だ。

「……行くぞ」

次郎の体が、プリウスの加速を彷彿とさせる滑らかさで動いた。 トメが放った買い物カートが次郎の進路を阻むが、次郎はそれを「合気道・転換」でいなし、逆にトメのカートを和牛コーナーへと誘導する。 「悪いな。貴様には脂身の多いA5ランクがお似合いだ。……成人病の治療費という負債を抱えるがいい」

その隙に、次郎は惣菜棚の最奥に手を伸ばす。 ターゲットは、店員がシールの貼付を失念しかけていた「特大ロースカツ(定価598円)」。 だが、横から「値札の未亡人」の鋭い爪が伸びてくる。

「……甘い。損益分岐点を見誤ったな」

次郎は瞬時に、ポケットから「自作の赤外線攪乱ポインター」を照射した。 店員の持つラベラーのセンサーが狂い、シールの射出がコンマ数秒遅れる。 その空白の瞬間に、次郎はカツを奪取し、同時に店員の腕を軽く叩いて、シールの軌道を「しらたき」へと修正させた。

14. 最終審判:レジの攻防
次郎のカゴには、半額シールが貼られた「完璧な資産(ポートフォリオ)」が並んでいた。 だが、最後の試練はレジにある。

「お会計、1,422円になります。ポイントカードはお持ちですか?」 若手のレジ店員が事務的に問う。

次郎は、震える指でスマホを取り出した。 「……楽天ポイントで、端数の22円を。残りの1,400円をPayPayで。ただし、現在開催中の『地域応援30%還元キャンペーン』を適用し、さらにこの『50円引きクーポン』を併用する」

店員の手が止まる。 「えーと、クーポンの併用は、割引後の金額が1,000円を超えている場合のみで……」

「……言わせるな。現在のカゴの中身、割引前の総額は2,844円。割引後の1,422円からポイント使用分を除いても1,400円。適用条件は完全にクリアしている。貴様のレジ処理能力が、私の演算速度(CPU)に追いついていないだけだ」

次郎の背後に、射殺すような冷徹なプレッシャーが漂う。 店員は恐怖に震えながら、次郎の指示通りに処理を完了させた。

15. 凱旋:1円の重み
店を出た次郎は、雨上がりの夜空を見上げた。 手元には、1メートル近くある長いレシート。

「……獲得予定ポイント、総計426ポイント。実質支払額、996円。……勝った。今夜も、資本主義という名のバグを突き、生存(ポイ活)に成功した」

次郎はプリウスのトランクを開ける。 そこには、昨夜の惨劇で消費したミニガンの弾薬代(約4,500万円)の領収書が、クリップで丁寧に留められていた。

「弾薬代は『経費』だが、この半額のカツは『利益』だ。意味が違う」

次郎は家路を急ぐ。 明日の朝は、スーパーのポイント倍増デーを狙った「空き缶回収ボランティア(1缶1ポイント)」が彼を待っているからだ。

ポイ活次郎の格言: 「1億を稼ぐ銃弾よりも、1円を浮かすクーポンの方が、私の魂は震える。」





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最終更新日  2026.02.10 20:36:11
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