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ローゼン516

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sakiの日記 ★★さき★★さん
カープスタジアム 赤古田さん
March 14, 2006
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カテゴリ:カテゴリ未分類
こんばんは516です
今日は関西地方、雪が降ってました
ものすごく寒かったです

さて名馬紹介の前に大変な事態が起こっています。
WBCで韓国がアメリカに勝ち2連勝!

ほぼ準決勝進出が決まりました。。断言は出来ませんが・・・
これにより明日のメキシコ戦は必ず勝利しなければいけません。

とにかくメキシコ戦、頑張れ日本!


第2回516が選ぶ名馬!
今回から3週続けてスペシャルウィーク、グラスワンダー、エルコンドルパサーの同期の3頭を紹介します。

まず今週は、日本産馬の最強馬スペシャルウィークを特集します。

1995年5月2日生まれ、父サンデーサイレンス 母キャンペーンガールの黒鹿毛、白井厩舎の管理馬

この馬の主戦騎手はみなさんご存知武豊騎手です。
この年は例年に無く強い馬が揃ってたように思います。

上記の3頭以外にも、キングヘイロー、セイウンスカイ、マイネルラヴ等
最強世代と言っても過言ではないと思います。

1997年11月に阪神競馬場でデビュー。
新馬戦は好位から抜け出し2馬身差の勝利。白井調教師も予定通りの勝利だったでしょう。
この時期の同期ではキングヘイロー、グラスワンダーが最も注目されていました。

続く2戦目も圧倒的1番人気での出走。しかしここで武幸四郎騎乗の地方馬アサヒクリークにハナ差負けてしまいます。

でも、スペシャルウィークの力を信じていた白井調教師は重賞に挑戦させます。ここでも1番人気に支持されたスペシャルウィークは、前走の敗戦を払拭するかのような3馬身半差の圧勝。

そして皐月賞トライアル弥生賞に出走。ここでは初めて2番人気になります。1番人気はキングヘイロー。

レースはセイウンスカイが逃げ粘るところをスペシャルウィークがゴール前外から交わし優勝。
この勝利で皐月賞はスペシャルウィークと思いました。

その皐月賞は横山典騎手に乗り変わったセイウンスカイが逃げ切り優勝、2着にキングヘイローが入り、1番人気スペシャルウィークは追い込み届かず3着に終わりました。

しかしファンは続くダービーでもスペシャルウィークを1番人気に支持します。
レースは場内がどよめく展開に。。。キングヘイローが逃げる展開。。
でも、スペシャルウィークは自分の競馬に徹し、後方待機。
そして最後の直線は次元の違う伸びで、セイウンスカイをあっさり交わし、後続に5馬身つける圧勝!

武豊騎手も初のダービー制覇でガッツポーズ!?
あれ?ステッキを持っていない!
最後の直線で落としたそうです。

夏場を休養に充てたスペシャルウィークは秋緒戦京都新聞杯でキングヘイローとの叩き合いを制し優勝、菊花賞を迎えます。

しかし菊花賞はまたもセイウンスカイに逃げ切られ、スペシャルウィークは2着に敗れてしまいます。
同じ馬に同じ負け方をしたのは陣営にとっても非常に悔しい敗戦だったと思います。

菊花賞後陣営が選んだレースはジャパンカップ!
このレースには同期の外国産馬6戦5勝NHKマイルカップの覇者エルコンドルパサー、27年ぶりに牝馬で天皇賞を制したエアグルーヴが出走とすごく盛り上がっていました。

しかし菊花賞前日にアドマイヤベガ(翌年のダービー馬)で進路妨害で降着となり騎乗停止処分を受けていた武豊騎手はジャパンカップには出場出来ませんでした。このレースでは岡部幸雄騎手が手綱を取ることになりました。

レースは同期のエルコンドルパサーが好位から抜け出し、後続を寄せ付けず勝利し、2着にエアグルーヴが入り、3着にスペシャルウィーク・・・
初めて連敗してしまいました。

この後は休養に入り、有馬記念には出走しませんでした。
その有馬記念はグラスワンダーが優勝しました。

年が明け、緒戦に選んだレースはAJCC。
この年から白井調教師はある秘策を考えていました。
今まで後方からのレースをし、差す競馬をしていたスペシャルウィークを好位から抜け出す競馬に変え取りこぼしをなくそうと考えていました。実際、後続の馬に交わされたことのないスペシャルウィークがそのような競馬をすれば負けるわけはないと思いました。

AJCC、阪神大賞典を危なげなく好位からの競馬をしたスペシャルウィークは2連勝で天皇賞(春)を迎えます。
当時の天皇賞は日本産馬の最強馬を決定するレース!
外国産馬は出走出来ませんでした。

この天皇賞でもスタート後すぐに好位に位置したスペシャルウィークはメジロブライトの追い上げを封じ半馬身差の勝利!最強馬の称号を手に入れ、宝塚記念に出走しました。

この宝塚記念にグラスワンダーも出走し、どちらが最強馬なのかということに集中していました。

この日は516も阪神競馬場で観戦しました。

レース後半好位のスペシャルウィークをグラスワンダーが徹底マークし、直線へ・・・
4コーナーで先頭にたち逃げ切りを図るスペシャルウィークにグラスワンダーが襲い掛かり並ぶ間もなく交わし、3馬身差の圧勝でした。
初めて後ろの馬に交わされ負けたレースでした。

完敗した陣営は秋に向けてスペシャルウィークを鍛え直しリベンジを誓います。

そして迎えた秋緒戦、京都大賞典。調教でも調子の上がらない中での出走でした。
この日は東京競馬場でも毎日王冠が行われ、そのレースでグラスワンダーがメイショウオウドウに競り勝ち1着。
リベンジを果たすためにスペシャルウィークも負けられないレースになりましたが、直線全く伸びず馬群にに沈み7着。

この日は生涯最高体重での出走でした。
初めて馬券の対象にならないばかりか、掲示板に載ることできませんでした。


敗戦の理由が分からないまま次戦に向けて調整され、天皇賞(秋)を迎えます。しかし調教でもあまり変わらない動きをしていたスペシャルウィークの評価は4番人気という結果が表していました。

しかし馬体重を大幅減して挑んだ天皇賞で、これぞスペシャルウィーク!というレースを見せてくれました。

この年のレース振りとは違う去年までの後方待機策を取り、直線豪快に伸びてきて、先に抜け出したステイゴールドを交わしたところがゴール!

すごい瞬発力でまだ終わっていないことを証明しました。

続くジャパンカップも最高の瞬発力を見せ、強豪外国馬を退け勝利。
そして、グラスワンダーの待つ有馬記念へ!

1番人気はグラスワンダー、2番人気にスペシャルウィーク。

このレースは競馬史に残る最高のレースでした。


見所は宝塚記念とは逆でグラスワンダーを見ながらスペシャルウィークが追う展開
最後の直線もツルマルツヨシが先頭に立ち、テイエムオペラオー(第5回で紹介します)が競りかけ、その外にグラスワンダーが強襲!
さらにその外からスペシャルウィークが!!!!
2頭が並んでゴールへ!春の借りを返した!?
判定は写真判定。
大外からスペシャルウィークが交わしたように感じ、武豊騎手も勝利を確信していたのか、引き上げてきたときは笑顔でした。

その直後に1着グラスワンダー2着スペシャルウィークの結果が・・・

残念ながらリベンジは出来ませんでした。このレースを最後に引退。

グラスワンダー、エルコンドルパサーには1度も勝つことはできませんでしたが、スペシャルウィークも最強に相応しい活躍を見せてくれました。
最後に見せた瞬発力はこの中でも1番だと思います。


来週はグラスワンダーを紹介します。
今日もたくさん出てきましたけどね。。

ではまた来週



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Last updated  March 15, 2006 02:02:19 AM
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