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雪の降らない僕らの街に -YUKIHURA-

雪の降らない僕らの街に -YUKIHURA-

第十八話「爆発する硝子」

土方「まずは、その形を何とかしないといけないな」

        グングニル
共乃介「勇槍のかたちですか?」


土方「その構えだよ構え。戦闘に対する構えとかもあるが、基本的な型がなってない」




共乃介「す、すいません。」




土方「前の長斗君と一緒に来たときは、もっと希望に満ち溢れていたじゃないか。

今になったらなんでそんなに弱気なんだ?」




共乃介「・・・役に・・・」




土方「ぇ?なんだって?」




共乃介「最近、自分が役に立っていると感じてないんです。」




土方「それはどういう・・・」







バーーーーーン








土方「な、何の音だ???」



共乃介「何かが爆発・・・・ぁ。」




土方「なんだ?なんかわかるのか?」







共乃介「速く行きましょう。何が起こってるかわからない」




土方「そ、そうか・・よし、いくぞ!!」

























秋場「くそ、どっからでもかかって気やがれ!!」






もうさっきの業は一回くらいしか使えない。くそ、右?左?正面???どこを狙えばいいんだ!






秋場「ぅぉっぉおっぉおおおお」



また、力が上がってきている。速いうちに決着をつけないと・・・よし、近づいて敵が攻撃してきた後、さっきの業使って隙を作ってそこへ・・・・・























ばーーーーーーん












清野「何だ今の爆発音は・・・・あ!つるか?」






秋場「むぅ・・・・勝負は後だ!それでいいな?」







清野「あぁ、いくぞ!」












つる「くそぉぉ、どこ行きやがった?」



土方「こ・・・これは・・・・」




共乃介「なっ・・・」





つる「どこ行った!!でてこい!!!」





野次馬が集まってきた。




町人1「なっ何だこの爆発は」

町人2「わからねぇ、あそこに叫んでるやつがいるが、あいつか?」

町人1「と、とにかくここにいちゃ危険じゃねえのか??」

町人3「大丈夫だ、今役人がきた」

町人2「どうなってるんだ、この街は・・・・・」







清野「はぁはぁ、やっとついた。人ごみでよく見えないな」


秋場「任せろ」





そういうと、群衆の中へ行った。




町人1「おおお、秋場さん。大変ですよ。爆発が」

町人2「でも今役人がきました」

秋場「そうか・・・おーーーーい清野!この爆発の原因わかるか?」

清野「・・・・だいたい予想はつくー」

秋場「そうかーーーーじゃあ今人だかりをよけるぞー」







秋場「どけーーーーーーーーー!!!!そことおりてえんだー」







群集「おぉ、秋場さんだ、どけどけ!秋場さんが通るぞ」






そういって、人と人の中に道ができた。







清野「お前何者だよ・・・」


秋場「ちょっとここら辺では有名人でな、とにかく行くぞ!」



清野「あぁ」













共乃介「おぉぉ、きたかー」

                     エクスプロージョン
清野「ぉ、既に来ていたか。爆発か。 爆発か?」

共乃介「たぶんな。」


つる「どこいったーーーーーでてこいー」



清野「いたな、合流する・・・そうだ」


共乃介「なんだ?」



清野「寺子屋に行って、ありったけの金とか米とかもってきてくれないか?凧八に

たのんで」


共乃介「どうするんだ?」


清野「このままおとなしく返してくれるはず無いだろ。」



共乃介「そうか。でも金で何とかなるのか?」



清野「あるに越したことは無い」




共乃介「じゃあいってくる」








清野「さてと・・・あいつめー」

































         エクスプロージョン
つるがただ単に爆発を起こしたとは思えない。つるがめがけた相手は誰なのか。

もしかしたら硝子を壊すものなのかもしれない。



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