Bad summer day blues
これはパブリックスペースからはじき出された スターダストヤングパーソンのためのおとぎ話 主人公は仮に1人称にしておく オレ 変幻自在で無軌道なハートの持ち主 客はオレ1人 老いぼれたオヤジが1人 無言で酒を飲んでいるとオヤジがこう聞いてきた 「オマエは何をやってるんだ?」 だからオレはこう答えた 「オレはもの書きになりたいんだ」 するとオヤジは突然大笑いを始めたんだ オレは親父を睨んだ すると一点獰猛な目つきでオヤジはこう言ったんだ 「なぁ 若いの、芸術家はいつだって冴えてるワケじゃないぜ。感情を高ぶらせてペン先から煙を出すためにはそれなりの覚悟ってやつが必要だ。 おいヒヨッコ、オマエにいい事を教えてやる。 天才は歴史に従う 凡才は天才に従う そして狂人はノイズに従うモーサム「bad summer day blues」