"待つ" ということ
前回(予測しないこと)の続きになる。"待つ"とは 先走らないこと。これまた 忍耐が必要とされる。しかし---私は年末に早期退職したので もう半年 何もしていない生活が続いている。そして 最近になって 何もしないことの 利を 感じ始めている。何よりも 周りの声/環境に敏感になってくるのだ。適当な時間に起きて、ネットサーフィンを楽しみ、昼の2時間をWalkingにあて 夕方はお風呂代わりに近くのプール通い。 そして疲れた体で帰ってきて PM10:30からNYを確かめたら PM11:30頃にはほぼ熟睡という生活は ある意味 贅沢のきわみなのかもしれない。そして「ひらめき脳」の著者ではないが 「不確実の世界」にセレンディピティ-を期待して 過ごすなんて 昨年までの私の発想では 多分ありえないだろうと思う。しかし 本来 人の生活とはそういうものでは ないだろうか。不確実のわけのわからない世界では みな 安定を求めたがるが 実は このわからなさこそが キモであって これを不安要因と見るか あるいは 楽しみ要因と見るかで まったく生活の質が変わってくるだろう。人生は自分で切り開くものだ、いや 人生にはフローがある、このどちらかの立場をとるかでも 生活態度は変わってくるだろう。そして私は 残りの人生を 徹底的に 後者にかけてみようと思った。フローに乗っていく---。"待つこと"、以前は 苦痛以外の何者でもなかった この"待つこと"、今では すっかり楽しみとなってしまった。いやー いいなー-。自分で あくせくして 計画を立てるのでもなく、できなくてあせるのでもなく また 上がるか下がるかドキドキしながらの取引をするのでもなく、自分の さまざまな将来観/予想を横において ひたすら 今を楽しむ。そして ある時 前に差し出されたなら ありがたく頂くライフスタイル、これだなー、人生は。そういえば リチャードコッチの「80/20の法則」にもあったなー。 「問題解決に集中するのではなく 機会に集中すること。」おー 、 R.キヨサキも言っていたぞ。 「トップガンのあのせりふが好きです、「今だ、撃て!!」 。」私のテーマソングがある。今日はこれを紹介して筆をおく。アミンの「待つわ」 http://youtube.com/watch?v=ogkV9u-1l0Y&mode=related&search=matuwaまた。