牛乳で長生き
牛乳は自分にとって無縁の代物、これだけ、ネガティブ情報があふれていれば、さもありなん、 牛乳のワナ 牛乳を飲むとガンになる 乳がんと牛乳 パンと牛乳は今すぐやめなさいで、最近、無殺菌牛乳とか、ノンホモ(脂肪球非破壊)&パスチャライズド(低温殺菌)とか、目に付き始め、雲行きが変わり始める、特に、先週、こちらを拝見して、本物の牛乳は日本人に合う: ノンホモ・パスチュアライズド牛乳の話 (ルーラルブックス)2008/8/1 小寺 ときコメント1)牛乳については、日本人に合わない飲み物ではないかという話はかなり以前からありました。プロ野球で広岡達郎氏が西武ライオンズの監督だったとき、選手に対して「牛乳ではなく豆乳を飲め」というようなことを言ったというエピソードも記憶しています。現在少なくとも日本国内においては、市販されている牛乳はUHT乳(超高温殺菌乳)でコンビニやスーパーで手にとると分かりますが「130℃2秒」とかパッケージに記載されています。パッケージは当然紙パックなのですが、欧米では保存乳と呼ばれて滅菌パック(アルミのヤツ)されていて常温で1ヶ月とか保存するらしいです。また、UHT乳については、日本ではほぼ100%ホモジナイズされています。ホモジナイズというのは、牛乳の液体を均一化するために脂肪球を一旦破壊する処理のことです。UHT乳については、このホモジナイズをしないと日本の工場で使われている高温殺菌する機械は動かなくなるそうなので、ほぼ100%ホモジナイズされていることになるのです。かたや、低温殺菌乳というのもあって、これがパスチュアライズドになります。コンビニで販売されているのを見たことはありませんが、スーパーでは見かけますね。こちらは、63℃〜65℃で30分間殺菌する方法でパスツールが発明しました。食品本来の性質を損なわないで有害な細菌を死滅させる熱処理の範囲が食品ごとに定められています。牛乳については、国際乳業連盟で定められているそうです。まず、味ですが、個人的な感想も含めて、この本でも書いてあることを述べると、冷やして飲む分には大きな差はないと思われます。しかし、パスチュアライズド乳については、19℃という温度が適温だそうで、この温度で低温殺菌乳を飲むと味の違いは歴然らしい。そして、栄養物の吸収です。牛乳中のタンパク質は、80%がカゼインタンパク質群で20%がホエールタンパク質群です。カゼインタンパク質群は、胃の中で胃酸で固まり、カゼインによりコンスタントに腸内へ栄養物(乳糖やカルシウムなど)を提供します。パスチュアライズド乳だとこの働きは正常なのですが、UHT乳だと胃の中で固まらず、一気に腸に流れ出すため無理な吸収のされ方になるとのことです。ホエールタンパク質は、ウイルスや細菌の感染防御、ガン細胞の増殖抑制、コレステロール吸収抑制などの働きがありますが、熱に弱くUHT乳では損なわれてしまいます。あと、ホモジナイズについてですが。脂肪球が小さく砕かれて新たな表面が露出することにより、再び凝集して大きな脂肪球を形成するそうです。この際に、カゼインタンパク質やホエールタンパク質を引き込んで巨大なタンパク質になリ、全体的な表面積が増えることでアレルギーを引き起こす抗体決定基が表面に多く出ることにつながります。ということで、牛乳が体質的に合わないとかカルシウムとか摂りたいけど牛乳嫌いとかいう人は、ノンホモ・パスチュアライズド乳を試してみると良いと思います。健康のために牛乳を飲むぞ!って人は、ノンホモ・パスチュアライズド乳を飲みましょう(^_^)/コメント2)世界で公認された牛乳のつくり方は、次の2種類である。(1)牛乳の内容(栄養素)をなるべく壊さないように加熱を調節し(63度を30分か72度を15秒)、日持ちは冷蔵で3週間以内と考える「パスチュアライズド牛乳(パス)」。パス乳は病原菌のみ無菌にするが、ほかの菌が生きているので菌の競合によって乳質は守られ、汚染菌の増殖もある程度抑えられる。(2)内容は犠牲にしても日持ちを優先する保存乳の「UHT乳」。超高温(135度2秒)滅菌牛乳で、常温で1カ月以上保存することが目的。無菌だが、汚染菌がつけば増殖の危険性は高い。日本で一般的に流通しているのはホモジナイズした(均質化して牛乳中の脂肪球を壊した)「UHT乳」だが、ヨーロッパでは牛乳といえばノンホモのパス乳のこと。飲んでおいしく、料理に使えばホワイトソースが深みを増すなど食材との親和力は抜群。瓶の下のほうは脂肪分の少ないさっぱり味で、上部の特濃部分ではアイスクリームやバターが作れる。これがヨーロッパ人にとっての「牛乳」なので、スーパーで売っている日本の牛乳を「フレッシュミルクです」といって外国人に渡すと、「これは違う、缶詰の仲間だ」と言われてしまう。無農薬・無化学肥料の農産物を自給し、ノンホモのパス乳という「本物の牛乳」を共同開発してきた著者が、科学的なデータを押さえながら、日本人が知らない牛乳の実態を解説。「日本人には牛乳が合わない」という説の間違いを正してくれる。パラダイムシフト発生、コー言う時は重なるもので、和田先生の本も出て来た、医師が教える長生きする牛乳の飲み方 たんぱく質をおいしくとって健康寿命をのばす!2025/4/24 和田 秀樹「五大栄養素をすべて含む完全食品!」「昔、牛乳は貴族階級の薬だった」「長生きは十分な栄養と楽しく過ごすことから」第1章 あなたの健康は牛乳で守れる ◎なぜ、牛乳は悪者になったのか? ◎牛乳が体によい理由 ◎牛乳が中高年に特によい理由第2章 牛乳の栄養と健康効果 牛乳/ヨーグルト/豆乳/アーモンドミルク/オーツミルク/ココナッツミルク第3章 長生きする牛乳の飲み方◎朝昼用のどの時間帯に飲むかで効果が全然違う!◎季節による不調にも牛乳は味方になる◎「何と一緒にとるか」でさらにうれしい健康効果◎牛乳の栄養素を最大限、吸収する飲み方のポイント第4章 牛乳をもっと食卓に! ミルクレシピ10さけとブロッコリーのチーズシチュー/食パンチーズキッシュ鶏むね肉のトマトクリーム煮/ミルク炊き込みご飯/さば缶のミルクみそ煮込みうどんミルクセーキ/オレンジミルクラッシー/バナナレモンダブルミルク/ざくざくいちごのダブルミルクドリンク/黒ごまきなこのホットココア第5章 もっと好きになる! 牛乳の新常識・アミノ酸スコア100でたんぱく質を最大限に活用・ホルモンと免疫細胞の材料が入っている・生活習慣病の予防にも期待大第6章 和田式 好きなものを楽しく食べる生き方◎薬は病気を治し、栄養は人を元気にする◎慣れ親しんだ牛乳をもっと楽しんで飲む大切さ◎数値よりおいしさ、満足、栄養◎こだわらない。自由な食べ方で健康長寿これに励まされ、ストレスフルな牛舎環境/高温殺菌された品はパスして、もっぱら、放牧農家の牛乳をチビチビ頂いているが、東毛酪農 ノンホモ牛乳(1000ml)木次 ノンホモ牛乳(1000ml)しあわせ乳業 四季むかしの牛乳養老牛放牧牛乳 オホーツク おこっぺ有機牛乳(900ml)牧場のおいしさそのままの牛乳 ノンホモジナイズ(900ml)糸島みるくぷらんと 伊都物語 ふらの牛乳(900ml)ノンホモジナイズ宇野牧場史上 最高峰の牛乳に辿り着きました。(900ml)あすなろ牛乳 1000ml南国斉藤牧場の山地酪農牛乳 1L×2本 日高加藤牧場のノンホモ/低温殺菌牛乳*牛乳のみならず、ヨーグルト/アイス/チーズも格段にうまい、論より証拠、体調が俄然良い、牛乳を楽しみながら飲む日が来るなんて、誰が想像しただろう?