2009/03/18(水)23:15
3月期末のNKの行方、ロゴフ&ルービニ:「ボトムはこれからよ」
Update
NK先物は、先週から上げていたが、
1週 ほぼ天井を形成しつつあるかに見える、
日足をみると、
日経先物 夕無
3/10から1000円あまり上げて、本日、陰線十字で引けている、(個人的には今日、追加売り実施、)
政府の意気込みが感じられるのだが、(どーせ税金だけど、)
こんな暗黙があったとか、『日経平均、7800円の最低目標達成で「次」は』
03月17日 ケンミレ
金融機関の決算対策として3月末の日経平均を7800円以上にするという暗黙の了解があったと言われています。しかし、17日で7800円台まで上昇しましたので、今度は『どうやって、3月末まで7800円以上を維持するか』という点に関心が移ってきました。
で、今後はどーなるのか、 『次の投資戦略と戦術は何か』
03月18日 ケンミレ
今ほど、株式市場の動きが難しい時はないと言えます。 第一に、米国のバッドバンク構想のスケジュールが見えないこと。
第二に、景気に対して政府が下方修正を続けていて、日本の景気の先行きが見えないので、株式市場の本格反転時期が分からない。
第三に、株式市場の上昇が早すぎて、3月末まで現在の誘導目標と言われている7800円以上を維持できるか分からない。
このバッドバンク構想は確かに紆余曲折が予想される、ケンミレ(3/17記事)でも、
米国では今週中にも『バッドバンク構想』をガイトナー長官が発表すると言っていますが、総額で70兆円以上の資金を新たに準備する必要があります。 シティーグループのCEOが30億円以上の年収を取ったり、AIGの幹部社員(AIGを破綻された張本人達400人)にたいして162億円のボーナ スを支給する、8月の契約だから法律上、対抗出来ないので払わざるを得ないという会社側の説明がありました。 この資金は国民の税金で賄われることになりますから、国民感情としては納得できないのではないかと思います。 前回でも法案成立までに時間が掛かった訳ですから、今回は『まず、通らない』のではないかと思います。
ゲンダイも見ておこう、
八百長相場の後の反動暴落が恐ろしい
2009年03月18日 現代日経平均株価が異様に上がっている。今月10日には7000円割れ寸前だったのに、 きょう(18日)は一時、8000円を突破。1週間で1000円近い値上がりだ。公的資金など“株価引き上げ策”のおかげだろうが、反動が怖い。4月以降 は公的年金、郵貯資金、外国人投資家の空売り株の買い戻しも入らない。そこに5月は企業のボロボロ決算発表が相次ぎ、1-3月期のGDPの速報値が出る。 市場では年率換算で15%くらいのマイナスの可能性も指摘されていて、そうなれば、株式市場はボロボロだ。3月末は八百長相場で乗り切れても、その後、待ち受けているのは地獄の懸念――。
まとめると、今月の残ったイベントは、
+ 今日のFOMC(特にトピックスなし)、
+ 金曜のMSQ、
+ ガイトナーのバッドバンク発表(AIGでタイミングがよくない、彼がAIGの味方だということがばれちゃっているし)、
アトは4/2のG20まで何もない、すでに達成感のあるNKだが、
政府が株価を維持できるかが注目というところか、
参考)
ロゴフがG20インタビューでこう言っている、Rogoff: The Worst Is Over? Are You Kidding?
Mar. 16, 2009
Q:「最悪期は去りましたか?」
A:「あなた、冗談を言っているの?」 理由はいくつかあげているが、決定打は住宅価格、 アト最低2年は下がるだろうと、
ARM Adjustable Rate Mortgage Reset Schedule
もう一人、この方、Roubini Says Rally Is A "Dead Cat Bounce"
Mar. 16, 2009
ルービニ教授いわく、
「今の上げはデッドキャットバウンスだよ、」 また出てきた、Dead Cat Bounce、 そうですか、ルービニ教授、
追記)
今夜のNYのこちらに着目、
http://stockcharts.com/charts/gallery.html?$NYMO
Financial Ninjaが警告を出している、 McClellan Oscillator: Too Far Too Fast? Spikes in the NYSE McClellan Oscillator (NYMO) into the 100 area have marked two significant tops. Too far too fast? 現在値(昨日3/17)、82.6、
(-75からの切りかえしがすごい早い、)
急速に100に近づきつつあり、要注意、
(トレンドがいきなりひっくり返る可能性がある、)