Walk in the Spirit

2010/12/23(木)23:32

売却流出が続く米国内投信ファンド

投資(1385)

Update2(Bloomberg債券ファンド記事/BDI:1795追記) 株式の売り手は、ETF($3Tr市場)だけではなかった、12/15までの米国内投信ファンドの売買実績が出た、 -->No End In Sight To Equity Outflows As Stock Boycott Persists Despite Largest Bond Outflow Since Lehman Failureによれば、For the second week in a row, those claiming that flows will any.minute.now. shift away from bonds and go to equities are proven dead wrong. ICI has just reported that in the week ended December 15, not only was there another massive outflow, the 33rd in a row, from domestic equity mutual funds to the tune of $2.4 billion, but taxable and municipal bonds saw a stunning $8.6 billion in outflows, including another record $4.9 billion in muni outflows. At this point absent another major pull back in bond prices, we anticipate that bond inflows will once again resume, even as stock outflows persist indefinitely. Year to date investors have pulled just under $100 billion in money from US-focused equity mutual funds, offset by just $16 billion in comparable inflows into equity strategies via ETFs as we described yesterday.  今週$2.4Bの投信が売却、 これで5月から33週連続の売りこし、 一貫して、売り(換金)が優勢、 累積では、先週までに、 1000億ドルの米国株式投信が換金売りされている、 (株式市場は上昇しているにも関わらず--、) ちなみに、 地方債も先週$8.6Bの売りこし、 *昨日までのMUNI債ファンドのチャートでは、 15日以降、反発して買われていたが、 例のBAB(ビルドアメリカ債)の、 政府補助が打ち切られたことを受け、出来高急減、 -->米地方政府、ビルドアメリカ債プログラム失効後は借り入れコスト拡大に直面且つ、ホイットニー女史による 地方債の悲観分析(CBS19日放送)で、 -->米100都市が来年に破産の可能性 今後、再度、売却が加速するのでは、 今週/昨夜のNYは、 US Market Overview 閑散の中で、微上げが続いた、 もっとも、CME-NKはかやの外だったが--、 実需筋(ETF/投信)が徹底して売り向かっている中で、 どこまで作り上げができるか、休暇明けでVolが戻ってきた時に注目、  アッ、それと、こちらのニュースも、 -->ユーロ(時系列ニュース) 参考) http://stockcharts.com/freecharts/gallery.html?$VIX   http://stockcharts.com/h-sc/ui?s=$bdi追記2) Baltic Dry Index Drops Another 1.9%, Hits 1,795更新日時 2010年12月23日 15時44分21秒 追記) Bloombergから、例の債券(MUNI)ファンドの記事が出た、 米債券投信から資金が流出、過去2年で最大規模 2010/12/23 14:35   12月22日(ブルームバーグ):米債券投資信託から顧客が先週引き揚げた資金は、過去約2年で最大規模となった。債券投資からの逃避が加速している。   米投資信託協会(ICI)によると、15日終了週に米債券ファンドが経験した資金引き揚げは86億2000万ドル(約7170億円)に達し、前週の16億6000万ドルを大きく上回った。これは2008年10月15日終了週以来最大の規模で、当時の資金流出は176億ドルだった。   債券ファンドから投資資金が逃げ出しているのは、景気回復の兆しが出て、利上げ観測から株式相場が上昇しているためだ。米連邦準備制度理事会 (FRB)は11月に6000億ドル相当の米国債を追加購入すると発表したが、それ以後、米国債の売りは加速。ブルームバーグのデータによると、10年債利回りは3.35%と、11月4日の2.49%から上昇している。   投信コンサルタントのジェフ・ボブロフ氏 は、投信から主に資金を引き揚げたのは恐らく機関投資家だと指摘。ファンドを通じるよりも直接購入することで高い利回りを享受するのが目的だろうと分析し た。同氏は「個人投資家の大半はじっとしていると思う。資金が別のところに流れているようには見えないからだ」と語った。 この記事の肝は、 債券ファンドから投資資金が逃げ出しているのは、景気回復の兆しが出て、利上げ観測から株式相場が上昇しているためだ。景気回復で--?? 思わず苦笑い、 Bloombergさん、 冗談は、 「フトンマネー、中国がユーロ救済、」 くらいにしておいて下さい、 Bloombergに送る MUNI-TreasuryのSwap Spreadsチャート、 The Municipal Debt Bomb is Ticking: When Will It Explode?今年の6月以降、 既に警鐘が鳴っていた、その警鐘ならしてたのは、Muni Swaps' Wider Risk Spread Shows Default Fear: Chart of the Dayの記事をかいた他ならぬBloombergなんだけど--、 更新日時 2010年12月23日 20時22分12秒

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