今朝の新聞(朝日)のコラムにあったもの、
(社説余滴)スポーツと相いれないもの 潮智史
「スポーツと相いれないもの、」のタイトルで、
体罰では、選手に、あるいは生徒に、
成長が見られないことの現実を憂いている、
その中で、こちらの部分、
サッカーの2010年W杯でベスト16に入った、
当時の岡田武史監督がこんな話をしたことがあった。
「Education(教育)の語源は、
ラテン語で”引き出す”と言う意味だと言う。
私はズット、指導を空のコップに入れるものだと、
思っていたけど、違った。
中に入ってないと引き出せない。
だから選手に気づかせてやればいいんだ。」
ナルホド、
”引き出す”ねーー、
早速、educationの意・解説を見ると、
並み居る”詰め込み型教育”の意味の最後あたりに、
ラテン語原義が出てくる
From Latin ēducātiō (“a breeding, bringing up, rearing”), from ēdūcō (“I educate, train”), from ēdūcō (“I lead forth, I take out; I raise up, I erect”). See educate.
“I lead forth, I take out, I raise up, I erect”
ー>前へリードする、取り出す、持ち上げる、立てる、
本人が持っているものに気づかせる、
それを外に出してあげる、
これが本来の教育の肝なのだろうが、
如何せん、詰め込むこと、暗記させること等、
外側から何か入れることが教育で、
引き出す、と言う発想は、かなり乏しいと思われ、
(自分自身が、ソー思っていたぐらいだし、)
人は才能の宝庫だって??
人には自然治癒力があるだって??
バカも休み休み言え、
人の中にいいものなどあるわけねーだろう!!
詰め込み、自力本願、ガンバリズムこそ成長の源泉、
と信じて疑わない、のが世の中の常?
更新日 2013年02月28日 19時42分34秒