Walk in the Spirit

​昨日の葉山で、お母さん（87）から出てきた話題が娘さんの結婚話、

​ポンジョの学生時代、カリフォルニアのホームステイで会った
彼（2つ下、カトリックの家庭育ち）と国際結婚、

​​まずお母さんから出て来たのは戦争花嫁の話、

参考：​https://www.soysource.net/2019/08/column-war-bride/​
1945年から1952年のサンフランシスコ講和条約発効まで、進駐軍として多くの米軍関係者が日本にやって来た。そうした米国軍人と結婚し、アメリカに渡った日本人女性、いわゆる「戦争花嫁」の平均年齢は23歳から24歳。現在の年齢で言えば、80～90代だ。戦争の記憶が色濃く残る時代、家族の反対や周囲からの偏見を乗り越えての国際結婚だった。​

​終戦直後、数寄屋橋界隈ではMPやパンパンが溢れていたと、
MPはみな背が高くかっこよく見え、女性の憧れだったと、

ソーして自分（お母さん）の知人もMPと結婚し、
彼の帰国と共にオクラホマについて行ったのだが、
待っていたのは広い農場の​仕事で、それはそれは過酷だったと、

＊お母さんの、このくだりは複雑、
　「数寄屋橋にはMPとパンパンが溢れていた、」
これの意味するところは、
終戦直後、日本には男がいなかった、と言うことであり、
その背景での女性たちの対応だった、(ここはオレ的新発見！)

そのような戦後の実情を知っているゆえ、
娘の国際結婚には夫と共に大反対をした、

しかし、全く耳を貸さない娘に、ついに夫婦で折れて、
「結婚が破綻しても、ちゃんと受け入れてあげようね、」
「子供が出来ていたら、私たちで面倒見てあげようね、」
と夫と約束しあって、娘を送り出した、

そのような悲壮な覚悟があったせいかはわからないが、
結婚後は意外と順調で、彼の仕事（HPエンジニア）も、
短期間だが日本勤務となって、一時帰国できたり、
二人のお子さん（男）にも恵まれ、
あれよあれよと言う間に36年が経過、今に至る、

ウウーン、

話を聞けば聞くほど、
お母さんの考えていることと別の展開が待ち受けていて、
聞いている自分が「ホンマかいな！？」の連続、

ソーでなくても、国際結婚と言うと、
オレ的発想からすると陰謀論が浮かんだり、

​トランプアラカルト

​​”Hold my beer”​

​戦争花嫁よろしく悲惨な結末を想像してしまうのだが、
まさに神様の恵みとしかいいようのない展開に恐れ入るばかり、

時代が違うとは言え、
聞いている自分がずいぶんと励まされてしまった、