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カテゴリ:災害
先日の阿蘇の噴火は、
強力な水蒸気爆発だった、
海底での噴火では、(伊東沖噴火を例に、) メカニズムがやや異なるが、(原理解説図で示すと、) マグマが海水に触れ、 マグマ爆発と言うより、水蒸気爆発の様相が強く、 8月の海底火山/福徳岡の場の爆発噴火では、 その規模から、おそらく、 海水の高温/過圧状態が一定時間続いた中で、 さて、ラパルマでは、M4.8と最大地震が更新、 噴火口のベントが5箇所に増え、
溶岩域が拡大、
噴火活動が衰える気配がない、 ハルターナーから抜粋で、 今回の警告は、政府が活火山に地下水が侵入しているという反論の余地のない証拠を得たために出されたものです。 地震計は、文字通り「ピン」とした測定値を示しています。 ラパルマ島での出来事を分析している科学者たちは、超臨界流体が減圧している可能性について話しています。 そうだとは言いませんが、もしそうだとしたら、大規模な、つまり巨大な爆発が起こるでしょう。 水は過熱すると急激に蒸気になりますが、巨大な圧力がかかっていると(封じ込められた状態では)蒸気にはなりません。 水の膨張率は1700:1なので、1ガロンの水を加熱して蒸気にすると、1700ガロンの蒸気が発生します。 さて、マグマに侵入した水が圧力を受けたまま蒸気にならない場合、圧力が解放されるまで圧力はどんどん高まっていきます。 そして、その圧力が抜けた時に、すべての水が瞬時に蒸気に変わります。 もし、海水がマグマシャフトに入り込んでいるとしたら、(議論のために、1立方キロの海水が圧力下でマグマシャフトに入り込んでいると仮定すると)圧力が解放されると、その1立方キロの海洋水は、たちまち1700立方キロの超高温の蒸気に変わります。 今、懸念されているのは、マグマ溜まり全体が一度の大きな爆発で空になってしまうことです。 このケースで島自体が生き残る可能性は低いでしょう。 VolcanoDiscoveryの解説、(抜粋)
Volcanes de Canarias(ツイッターへのリンク)は、噴火現場における現在の噴出口の配置を簡略化したスケッチを発表し、各噴出口での活動の違いをよりよく理解できるようにしました。 最終的には、マグマの中に気泡として存在するガスや、マグマの中でまだ溶液として存在するガスが、地表に上昇する際に液体のマグマ柱からどのように分離し、システム内で異なる体制を形成するかということになります。 例えば、ガスの泡がマグマ柱の中である種の導管を形成し、特定の場所に集まった場合、液体が少なく灰が多いガスジェットとして噴出する可能性が高く、これは上部の噴出口でよく見られる現象です。 一方、マグマ柱の縁の部分では、ほとんど脱ガスされている可能性があり、液体は出ますが、噴出量は少なく、完全に噴出する噴出口を形成します。 もう1つの重要な要因は、外部からの水(地下水系)がマグマとどの程度相互作用するかです。 水がどれだけ存在し、マグマと相互作用できるかによって、この相互作用が一部の(あるいはすべての)噴出孔での活動のダイナミクスを完全に変えることができます。 水は多くのエネルギーを吸収することができますが、マグマと接触した場合、通常は蒸気に変化し、体積は1000倍になります。 生成された蒸気が容易に放出されない場合、蒸気には過剰な圧力がかかり、この圧力が周囲の圧力を上回ると、マグマ水蒸気爆発と呼ばれる激しい爆発が起こります。 マグマ水蒸気爆発は、中心部から最も離れた噴出孔で起こりやすく、マグマが水を含んでいる可能性のある古い岩石層や帯水層とつながっている場所で発生します。 マグマ水蒸気爆発の要因を、 ターナーは(災害の観点から)海水を想定、 如何せん、ラパルマは海底火山の隆起でできた島、 マグマ域が海面下であろうことから、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年10月23日 04時50分36秒
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