いるかの部屋

昨日の卒業式で話が盛り上がり、今日はボルケーノへ日帰りドライブ。やっぱり、学校が終わった開放感は素晴らしい。

ボルケーノへ着くとラバ（溶岩）情報をチェック。溶岩の具合は日によって違う為、日々チェックが必要です。何と今日は、ちょっと歩いただけで海に流れ落ちるラバを見れるとのこと。これは行かない手はないでしょう。

火口周りを観光し、ハレマウマウでチャントをした後、チェーンオブクレーターロードを経由し海岸線に向かいます。海に流れ落ちるラバを見るには、時には３時間くらいも歩かなければならず、期待に胸が高まります。道路をラバが埋め尽くした所で車を降り、そこから３０分位歩いたところで、遠目に海に流れ落ちたラバから上がる水蒸気を見ることが出来ました。遠くから見ても凄い迫力。昼間だと赤い溶岩を見ることが出来ないので、黒く固まった溶岩の上に座り、日没待ち。少しずつ日が暮れると共に水蒸気の中に赤い炎のようなものが見えるようになり、そのたびに皆が歓声。

水蒸気の中に怪しく光る炎。雲がペレの横顔に見えない？

みんなで時間を忘れて、地球の営みに見入ってしまいました。その溶岩が流れ落ちた場所が新しい大地となっていくのです。私たちが座っている溶岩も何年か前に地球の底から流れ出たもの。まさに地球のパワースポット。自然の営みを前にしては、人間の無力さを感じるばかりです。特にハワイ島は火の女神ペレの島。ペレの祟りに触れて怖い目にあった人の話は数知れず。フラのカヒコもペレの恐ろしさを伝えるもの、多数あり。

駐車禁止？どう考えても無理！

そんなペレのパワーを少し頂き、そしておいしいタイ料理を頂き、帰路に着きました。帰りのドライブで、解剖学用語しりとりというマニアックな遊びをして大笑いし、後続車をびびらせてしまいました。その為、翌日は火山の硫黄と大笑いのせいでみんな声枯れ。