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カテゴリ:スピリチュアル
サワディカー、相変わらず雨の降らないチェンマイからのブログです。Wat Suan Dokで行われている一泊二日の瞑想リトリートに行ってきました。
以前から瞑想に興味はあったものの、なんとなく機会を逃していた私。いきなり、瞑想の本場?タイで一泊二日の瞑想体験。集合場所は街中にあるお寺、Wat Suan Dok。お寺であると同時に仏教大学でもあり、1000人近い学生が修行に励んでいるそうです。 リトリートの事はITMにあったチラシで知ったもので、ITMの長期滞在プログラムの学生もみんなこのリトリートの参加するそうです。火曜日の集合場所に集まった面子は、例によって超インターナショナル。講義が英語ということもあってか、日本人の参加者は少なそうです。もっともわざわざタイまで来て、瞑想に参加する日本人はあんまりいないかも。講義をしてくれたMonk(こちらのお坊さん)は、まだとても若そうな、日本にいたらきっと渋谷とかで遊んでいる年代らしき若者。自分の英語の下手さをしきりに謝りながらも、堂々たる講義ぶり。 Wat Suan Dokでの一時間ほどの講義の後、瞑想のリトリートへ移動。ソンテウという乗り合いトラックに乗って一時間弱の旅立ったでしょうか。昼間で暑いし、お尻は痛いしで、もしかしたらとんでもないところに来てしまったかもとちょっと後悔。しかし、リトリートは新しい綺麗な建物で一安心。ルームメートは、オーストリア出身のSavinaちゃん。一服した後は、すぐに夕食。予想外においしい食事にびっくり。多分今まで食べた中で一番おいしいパッタイ(タイ風焼きうどん)でした。 食後の一服の後、瞑想開始です。今回勉強する瞑想はVivassanaというInsight Meditationで歩きながらする瞑想が中心。瞑想とは座って静かに行うものだと思っていた私には、最初歩きながらする瞑想というのがぴんと来なかった。そして、自分の一挙一投足をゆっくりと意識しながら行うのが、非常に難しかったのです。足元の床に視線を定めてゆっくりと歩きます。最初はバランスを崩したり、気が散っていたのが、慣れてくるとその歩くという行為が非常に心地よいものに、最後に座り瞑想と横たわり瞑想をしてその日の日課は終了。翌日5時の起床に備えて早めに床に着いたものの、なかなか寝付けませんでした。 翌日は、部屋のすぐ外でならされるゴングで起床。これなら誰も寝坊出来まいって勢いで何度も鳴らします。朝は雑炊とトーストのタイ洋折衷の朝食。雑炊も結構いけました。朝食の後は、仏教に対する疑問や感想のディスカッションと、集中力を高め、心落ち着ける練習。数珠の数を数えます。108個の木のビーズを連ねた数珠を数えるのですが、私の場合は何度数えても108個にならず、まだまだ修行が足らないと実感。 Monkは物への固執から離れることの重要性をしきりに説いていました。変化するものは全て自分のものでは無く、年取って変わって行く自分の体ですら自分の物ではない。物を持てば持つほど人は悩み、しわが増えると悩み、パソコンが壊れると悩み、恋人が自分から去って行ったと言っては悩みのエトセトラ。固執するのではなく、客観視する事によって多くの悩みから開放されると言うことでした。私の理解があっていることを望みます。タイでお買い物三昧に明け暮れたいた私には耳たこ。にわか反省猿は、さすがに下界に戻ってきたその日は、お買い物を控えました。 一泊二日では本当に短くて足りないのですよとMonkも言っていたけれど、これからも少しずつ瞑想を勉強していきたいと思っています。世界の平和は自分自身の平和から。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年02月08日 20時20分07秒
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