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カテゴリ:旨い!
昨日の書いたがもう少し詳しく書くよ。これはあくまでの私の考え、鮮度を保つというのは案外難しいのだ。
ポイントは熱伝導、浸透圧、活け〆 クーラーの選び方 熱伝導 全ては水氷を作ることから始まる、氷水ではない、海水のみずごおり。空気の熱伝導率は低いが、水は高いから均等でしかも魚を素早く低温に保つことが出来る。つまり魚全体が水に漬かる必要があるのだ。解けた氷から出た水は帰りに捨てていけばいい。全体が冷え切っていればいいので重いだけだもの。このとき氷の解け具合と帰宅時間にによっては砕氷をプラスする。 浸透圧 水氷は海水で作る。理想を言えば氷が解けて塩分濃度が下がらない方法が良い、海水氷は手に入れにくいので保冷パックやペットボトル氷を使うのがいいかと。塩分濃度が下がると魚の体に水が浸透して水っぽさが残ったり、目が白くなり見栄えが悪くなる。魚屋の魚と釣り魚の差はココから来るものが多いと私は思うのだが。(当然釣り魚の方が旨い) 活け〆 魚は暴れると熱を発生する、カツオなどは身のたんぱく質が変質してしまうことがあるため大型魚は活け〆をする。サバなどは身が割れることがある。真夏の青物の体温は暴れれば30℃を越えてしまうのだそうだ。同時に血を抜き腐りやすい血液を外に出す効果もあるので生臭みを防止できる。また氷に突っ込んだらおとなしくなるような魚は氷〆で十分なのだ。 クーラーの選び方 保冷力の高いものは重い、その重さがあれば軽いクーラーに氷を追加しても重さは同じ。氷は釣り終了後に水を捨てていくことが出来るので帰りは多少軽くなる。こちらのほうが有利では?とも考えられる。密閉力がしっかりしていてそこそこの保冷力があればいいと私は思う。 ただしクーラーの底のゴムの足には注意。これがあると夏は日に焼けた甲板からの熱を伝導しにくいので保冷力が増す。オプションで付けられる機種もあるので確認したほうがいい。 その他 魚がクーラーの中で擦れると摩擦により目が白く濁ることがある。これについてはなんかいい方法がないかなぁと思案中。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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