鯛釣り 棚にこだわるのではなく・・・
今日は良い鯛日和だったな~鯛は棚を釣れと言われますが、これっておいらに言わせるとちょっと意味が違います。棚、底から○Mで食ったよ何て良く言いますよね。こう言われると鯛は底○Mに居るって思いせっせこ棚を合わせに行きますが、これが結構間違いの元になるんですな。ここには正確な情報が抜けています。棚に合わせてから何分で当たりがあったのかが解らないのです。オキアミが沈み始めてからハリが下に落ちる途中で食いついたのかもしれません。それならばオキアミが沈下するスピードってどのくらいなんでしょう?おいらは1mで約22秒だと思っています。実際はハリの重さとハリスの抵抗があるので15秒くらいじゃないでしょうか。仮に6mハリスで底から棚を取ったら餌が海底に付くまで1分半掛かる計算になります。実際は潮の抵抗があるので真っすぐ下にはおりませんけどね。ハリスを長くしたら待ち時間も長くしてやる必要がありますね。90m棚にコマセビシが底着するのには約1分掛かります。これらの時間を合計すると棚に針が落ち付くまで約2分半、実際アタリが出るのは3分以内が圧倒的に多いので、おそらく落ちてきている途中で食うパターンも結構あるんじゃないのかな?これらの事を整理して推測すると。1.最終的なエサ棚が問題なのではなくて、どこで食わすかが問題である。2.餌が落ち切ってからはアタリの確率は低い3.手持ちで落とし込みってあんまりやらないけど やるなら落ち切ったタイミングが頃合いであんまり早くやっても意味は無い。良く鯛釣りの本でコマセと刺し餌を同調させるとか書いてありますが、おいらこれにはまったく興味ありません。90m下のコマセと刺し餌なんて同調するわけ無いじゃないと思っております。鯛の視線を上に向けるぐらいの意味しか持っていないと思います。しかしながら上を向いた鯛の視線にコマセよりも先に刺し餌が落ちてきたらどうなるか?ってな事を考えます。コマセの何十分の一の確率である刺し餌に鯛が食い付くのって普通に考えれば不思議だと思いませんか?棚タイマーっておいらにとっては結構重要な武器なんですよ。慣れてくると鯛のアタリである程度どの棚で食ったのかのかが解るようになります。以前は結構、棚取ってズコンってあったんだけどな~最近は鯛も浮き難いのかな~ ちなみに大ダイはハリスが落ち切った後に食う事が多いです、多分警戒心が強いんだろうね。おいらの独断と偏見で分析してますので、色々突っ込みはあるかと思いますが、イメージしながら釣ることは鯛釣りにはとても大事な事だと思いますよ。